>Nagi0< http://allunofficial.net/trpg/action.php?sheet=14385 クウヤは先日と同じGL60でいいかな? http://allunofficial.net/trpg/action.php?sheet=13425 とりあえず60草香 <_06_Touya> 2d6+2d6 ありがとー。CF _06_Touya: 9(2D6: 6 3)+9(2D6: 6 3) = 18  ありがとー。CF <_06_Touya> 2d6 _06_Touya: 2(2D6: 1 1) = 2 <_06_Touya> C7F2で <_06_Touya> 2d6*10+50 _06_Touya: 5(2D6: 2 3)*10+50 = 100 >_04_Kuuya< 残金248万。うーん、これなら藤哉の回復用の魔石買うのが一番かな―? <_06_Touya> 十六夜が偶然財力を(何 <_06_Izayo> 別に成長で持ってもいいが、そういうキャラじゃない気がするw<財力 <_06_Touya> ヒモ属性を持てばいいんだよ( <_06_Touya> 何をいう <_06_Touya> 魔石かってもいいんだけど、いいのかな <_03_kusak> 2d6+2d6+2d6+2d6 CCFF _03_kusak: 10(2D6: 4 6)+7(2D6: 3 4)+10(2D6: 6 4)+6(2D6: 5 1) = 33 CCFF <_03_kusak> 2d6 F _03_kusak: 5(2D6: 4 1) = 5 F <_03_kusak> ……ふっ <_03_kusak> C7・8 F5・6 <_06_Izayo> 2d6+2d6 CF _06_Izayo: 7(2D6: 1 6)+9(2D6: 4 5) = 16 CF <_03_kusak> 2d6*10 金 _03_kusak: 3(2D6: 2 1)*10 = 30 金 <_06_Izayo> 7・11かな(俺には何も聞こえない <_03_kusak> 3万 <_06_Izayo> 2d6*10 金 _06_Izayo: 7(2D6: 1 6)*10 = 70 金 <_06_Izayo> 7万かー <_03_kusak> そろそろ初期所持金系特殊能力積むか……     ■オープニングフェイズ ●シーン1 シーンプレイヤー:藤哉 全員登場   ディン=ザエスの予言どおり、うさぎ(白)は死んだ。 何一つ奇跡など起きず、これまでうさぎ(白)を救ってきた幸運も訪れず 無慈悲な死神は、うさぎ(白)の命をさらっていった。 白いハンカチをかけられた顔。 横たえられた遺体。 宮殿には霊安室などというものはなかったが、急ごしらえにしては立派なつくりだ。   <_06_Touya> 【藤哉】「…死んじゃったね」ぽつりと呟いて >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…そっかぁ、助からなかったか」 うさぎ(白)は何も応えない。 <_06_Touya> 【藤哉】「うん。 …死んだ」頷いて、もう一度呟き <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁこう言っちゃ何だが、生きてりゃ死ぬわな、どうしようもないほどに」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「まあ、こういう事もあるさ。仕方ない、人が死ぬなんてそう珍しい事じゃない。特にこういう世界じゃな」 <_06_Izayo> 【十六夜】「慣れたくは無いことではあるけどな」<珍しいことじゃない >_04_Kuuya< 【クウヤ】「おれはまぁ、慣れちまったけどね。それでもこいつとはそれなりに長い付き合いだったから、まあ…な」 厳かな雰囲気の中、 ドアがおそるおそる、といった風情でかちゃりと開く。 珍しく気まずそうな顔をして様子を伺っているのは、イコ=スーだ。 <_06_Touya> 【藤哉】「そうだね、二人の言ってることは全く持ってその通りだよ」極普通にいつも通りに頷いて、そこで入ってきたイコをみよう <_06_Touya> 【藤哉】「あ、イコさん。 見にきてくれたんだ」 藤哉に見られると、「うっ」と呻きます すごすごと入ってくる <_06_Izayo> 【十六夜】「どーも」あんま交流無いんだよなー、と思いつつもいつもの笑い顔で会釈 【イコ=スー】「うー……こんなとき、なんて言ったらいいのかわからないのです」 <_06_Touya> 【藤哉】「イコさん、貴女は気にすることなんてないですよ。 完全に貴女のせいじゃないなんて言うつもりはないけど」 <_06_Touya> 【藤哉】「最後に助けられなかったのは僕だから。 イコさんは、冥福を祈ってあげてください」いつも通りに、少し微笑んで。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ていうか、ぶっちゃけイコちゃんのせいだしなぁ」 【イコ=スー】「あうっ、クウヤちゃんは容赦ないのです。でも言い訳はしないのですよ」 <_03_kusak> 【草香】「……そういう身も蓋もないこと言わないでください」クウヤの首をメキョリと >_04_Kuuya< 【クウヤ】「まあ、でも魔王に取ったら使い魔ってのはそんなもんだよ」 首絞められながら苦笑して 【イコ=スー】「というか、そうだったのです……。あの白いのはそうだったのです。すっかり忘れていたのですよ……」ブツブツ <_06_Touya> 【藤哉】「…? とりあえず…この後、どうしましょう? 人間なら、火葬とかするんだろうけれど…」うさぎなんてどうするものか分かった物ではない。生き返らせるにせよ、そのままにせよ。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「うさぎだからなぁ、このまま放っておけばそのうちプラーナに還元されたりする…んだっけ?」 >イコに <_03_kusak> 【草香】「とりあえずは。お葬式ですか、ね」 【イコ=スー】「……そいつは特別なのですよ」 【イコ=スー】「そいつはウィザードなのです。だから、ボクの手は離れているので……お前たちが好きな方法で葬ってやればいいと思うのです」 <_06_Izayo> 【十六夜】「おや、そいつはまた特殊な」<ウィザードだった <_06_Touya> 【藤哉】「ラビリンスシティに来るまで、うさぎの葬式をするなんて思わなかった……え、ウィザード?このうさぎが…?」イコの言葉に目を丸くし <_03_kusak> 【草香】「ウィザード……?」 【イコ=スー】「こうなった以上、隠す理由もないし……藤哉ちゃんにも教えておくのです」 イコはうさぎ(白)を指差して <_06_Touya> 【藤哉】「…僕に?」 【イコ=スー】「そいつは、真白なのですよ」 <_06_Touya> 【藤哉】「……え、もう一回言ってくれないかな?」 【イコ=スー】「そのうさぎは真白なのです」 <_03_kusak> 【草香】「……!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…まあ、ね」 知ってたよ、という顔で肩をすくめて 【イコ=スー】「そいつの希望で、人間の姿にしてやっていたのです。ボクが」 【イコ=スー】「その代わり、藤哉ちゃんに正体を明かさないという契約で」 <_03_kusak> 【草香】「……まぁ、確かに。思い返してみれば……ですが」いろいろ思い出してる 【イコ=スー】「もう意味のない契約なのです。元々ボクが面白半分でやったこと……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「こいつが、何か藤哉に恩返ししたいって言うんで、俺や御琴ちゃんが炊きつけたのもあるんだがなぁ」 さすがにバツが悪くなって頭をかいて <_06_Izayo> 【十六夜】「で、言い出す機会を逸したと」 <_06_Touya> 【藤哉】「…知らなかった。 いや…気づけたかもしれないけれど。 気づかなかった」 【イコ=スー】「適度なところでネタばらししようと思ってたのが、随分と引っ張ってしまったのです」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「いや、始めから誰にも言う気も無かったけどな、こっちは…あ、総真は知ってたか、そういえば」 【イコ=スー】「……というより、藤哉ちゃんが心のどこかで気づいていると思っていたのですよ」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁこのノリだと気付いてるけど言わなかったって面子も多そうだな、自覚してるかどうかはあるにせよ」 【イコ=スー】「真白本人も気づいていなかったと思いますですが、すでに真白は自力で変身するだけのプラーナを使いこなしていたのです。エミュレイターではなく、ウィザードとして」 <_06_Touya> 【藤哉】「はは、それを言われると辛いなあ…確かに今思えば、それらしいことも、あったのに」 【イコ=スー】「とても稀有なことなのですよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「まあ、変わったうさぎではあった…今更言っても無駄な事かも知れないけどな」 <_06_Touya> 【藤哉】「…そっか。 そうなると、また意味が変わっちゃうね」 【イコ=スー】「せめて藤哉ちゃんには、知っておいてほしかったのです。多分それが、私にできる最後の役目なのですよ」 <_06_Touya> 【藤哉】「うさぎを護れなかった、じゃなくて。 真白ちゃんを護れなかった」 <_06_Touya> 【藤哉】「ありがとう、イコさん。 知らないまま、後で知るより、絶対に良い」 イコはこくり、と頷きます。どこか満足そうに >_04_Kuuya< 【クウヤ】「だけどな、藤哉…これが“お前が選んだ道”の結果だよ。なんていうか…いつかこうなるとは思ってたんだ、俺は」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「全部は護れないんだよ、結局。手を広げる程そこからこぼれ落ちるものも多くなる。そういうもんさ」 <_03_kusak> 【草香】「クウヤさん!」ちょっと怒ったように睨む >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…俺、間違った事言ってるか、藤哉?」 草香を目で制し、藤哉を見て問う <_06_Touya> 【藤哉】「良いんだ草香ちゃん。 クウヤの言っている事は正しいよ。 完全に正しいかは、別として」 <_06_Izayo> 【十六夜】「正論だから言っていいってわけでもないけどな」 <_06_Touya> 【藤哉】「僕は自分という器で全てを掬おうとして、それが出来なかった。その結果がこうだもの」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁ何か言える立場じゃないが俺は」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「誰かを守ろうと思ったら、“より大切な誰か”だけを守るか、“より多くの誰か”を守る為に自分の大切なものまで無くすか、どちらかだ。全部守ろうなんてのはただの我がままだよ」 <_06_Touya> 【藤哉】「やさしいね、クウヤは。 もっとハッキリ言っていいんだよ?」薄く笑って。 <_06_Touya> 【藤哉】「"傲慢"だって」 【イコ=スー】「……あー。私が言うのも何なのですが、ここは仏の前なのです。続けるなら場所を移して欲しいのですよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ああ、言ってやるよ。だからシグナルマンは自分の大切なものは何一つ護れなかったのさ。“せいぎのみかた”ってのはそういうもんなんだよ」 とだけ言って <_06_Touya> 【藤哉】「…そうだね。 ごめんイコさん。 別に、クウヤと言い争っているつもりはないんだけど…そうだったね」 扉のほうに足を向けてから <_06_Izayo> 【十六夜】「…できればこの話題を振る前に言ってほしかったんですが」<場所を移す >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…悪いね、イコちゃん。じゃあ俺はこの辺で退場するわ」手を振って部屋から出ていく <_06_Touya> 【藤哉】「続きはいつもの場所で。 来なかったら、一人で適当に考えてるよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…おうよ」 同じく、一言呟いて出ていく <_06_Touya> クウヤにそれだけ言い残して、部屋を後にします。 では、シーンプレイヤーが退場したのでシーンエンドです。     ●マスターシーン   藤哉たちが去った後の霊安室。イコ=スーはただひとり、うさぎ(白)の前に佇む。 【イコ=スー】「ぷっはぁ〜……どっと疲れたのです」 ため息をつくイコの耳が、ピクンと撥ねる。ドアがノックされたのを聞きつけたのだ。 ドアはすでに開いており、壁にもたれかかった人物が叩いたのだ。 【イコ=スー】「……お前なのですか、“詐術長官”」 【カミーユ】「いやぁ、凄いね。正直、キミがそんなに演技派だったとは知らなかった」 【イコ=スー】「演技じゃないのですよ。藤哉ちゃんの素直ーな目で見られるとヤな気分になるだけなのです」 【カミーユ】「フフッ、魔王に言わせれば、こんな眷属一匹死んだところで涙を流す理由は何一つないからね。理解に苦しむかい、“魔王女”」 【イコ=スー】「まったくなのです」 にんまり、と笑うイコ。先ほどまでの気まずそうな顔は一辺も見当たらない。 【イコ=スー】「でも、ラビリンスシティでは、心変わりした魔王と見せておくぐらいがちょうどいいのです」 しばらくの間、魔王ふたりの忍び笑いが響く。 【イコ=スー】「私の役目はここまでなのです。バトンタッチなのですよ、カミーユ」 【カミーユ】「オーケイオーケイ。約束どおり、“アレ”は1柱、キミにあげるよ。そういう契約だったよね」 【イコ=スー】「まあ、死んだうさぎどもも、私の役に立てて、きっと喜んでいるのですよ」     ●シーン2 シーンプレイヤー:藤哉 登場難易度:12   舞台は自由に設定してOKです。どこに向かいますか? <_06_Touya> 久しぶりに登場難易度とか見た。 <_06_Touya> 藤哉はこういうときいく場所は偶像スタジオしかありえませんね。 >_04_Kuuya< だねー <_03_kusak> ついこの前に見たばかりだ <_06_Touya> 確定的に明らか! うむ、想定したとおりの流れだw <_03_kusak> 2d6+8 _03_kusak: 7(2D6: 1 6)+8 = 15 >_04_Kuuya< では、登場させて貰おうw >_04_Kuuya< 2d6+12 _04_Kuuya: 5(2D6: 1 4)+12 = 17 <_03_kusak> 回った 偶像スタジオでは、なにやら新しい番組を撮影しているようだ。 >_04_Kuuya< ブシドー戦隊マスラヲジャーかな?w ひどいなw それでいいよw <_03_kusak> 主演:ロンギヌスマスラヲとな <_06_Touya> さすがナギさん、即興で酷いものを マスラヲロボが! 撮影を見学しながら、藤哉は自らの手に収まる透明な刀身の短剣を見る。 <_06_Touya> じゃあ、藤哉はそういうのを眺めつつ崖の上に言ってそこで仰向けに横になって、短剣を日の光にあててぼーっとしています。といおうとしたら手遅れだった。まあいいや <_06_Touya> やることは変わりないw ディン=ザエスは、この短剣を使って、うさぎ(白)――真白に変わる誰かを殺せと言った。 善の魂を持つ誰かを。 我ながら酷いシナリオだと思うが、プレイヤーは選んだつもりだw <_06_Touya> 【藤哉】「一人の命を一人の命で救い上げる、か。 …自分の身体を代償にできるなら何だってもってってくれれば良かったのに」       呟きながら、今度こそ崖の上に行こう。ちなみにそこは番組の撮影が見下ろせる場所だ <_06_Izayo> 2d6+10 _06_Izayo: 11(2D6: 6 5)+10 = 21 <_06_Izayo> うおっとF <_06_Touya> えーっ <_06_Touya> せっかくオイシイ場面なのに出られないとはなんたることか <_06_Izayo> 貴重な神聖加護を一枚切ろうwF無効 ww >_04_Kuuya< では、ちょうど戦隊達が、攫われた少女を助けるか、その為に街を危険にさらすか、を葛藤してるシーンだったりする、とw <_06_Touya> ナギさんはナギさんでおいしいシチュエーションを提示してくれるしw じゃあそれでw >_04_Kuuya< ということでそろそろ登場していいかな?w どうぞ、成功したならいつでも。 <_06_Touya> どうぞw <_06_Touya> 【藤哉】「また言われちゃったか、"正義の味方"なんかじゃないっていっつも言ってるのに」もう一つ呟いて >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…なあ、藤哉。お前ならあれ、どっちを選ぶ?」 なんて、いつの間にか崖の上に座って問いている <_06_Touya> 【藤哉】「どっちって…分かってて聞くあたり、クウヤはやさしいけど意地が悪いね」 <_06_Touya> 【藤哉】「もう一度言っておくけれど、僕は正義の味方じゃないよ。 だからそんな二者択一はしない。 それこそ、"皆が幸せになれるように"動くだけだよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「俺は極悪人だからな」 <_06_Izayo> 【十六夜】「藤哉が少女を確保して、俺らが街を守る、で一つ」崖に垂直に立ちつつ <_06_Touya> 【藤哉】「それだけ。 まあ、一人じゃなかったらそういうことも出来ますけれどね、十六夜さん」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そして、どっちも失うか?」 薄く笑って <_06_Izayo> 【十六夜】「驚いてくれんとつまらんなぁ」けらけらと笑って <_06_Touya> 【藤哉】「それで驚けって、今更ですよ。 真白ちゃんがうさぎだったほうが、よっぽど堪えましたから」 <_03_kusak> 【草香】「その極悪人のクウヤさんだったらどっちですか?」ひょっこり <_06_Touya> ひょい、と崖を覗き込んで >_04_Kuuya< 【クウヤ】「俺? 俺ならもちろん」 と草香を振りかえり >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あの子が俺の大事な人ならそっちを助ける。街に俺の大事な人がいるなら少女を見捨てる。どちらも関わりない連中なら“どちらも助けない”…シンプルだろ?」 草香、そして藤哉に返す <_03_kusak> 【草香】「はは。クウヤさんらしい」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「どういたしまして」 一礼 <_06_Touya> 【藤哉】「僕も、それくらいハッキリと行動できればって思う…でもね、クウヤ」 <_06_Touya> 【藤哉】「僕は大のために小を殺す選択も、小のために大を殺す選択も。 どっちも否定してここまできたんだ…命を賭けて、失ったりしながらさ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“馬鹿は死んでも治らない”ってか…文字通りそれを地で行ってるよな、お前の場合」 <_06_Touya> 【藤哉】「馬鹿でしょう? 僕もそう思う」苦笑しつつ頷いて  <_03_kusak> 【草香】「藤哉さんはそれでいいと思います」 <_06_Touya> 【藤哉】「真白ちゃんは大切な子だよ…認める。 好きとか、そういうのかは分からないけれど。確かに大事な子だ。 それを、ハッキリさせられたよ」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁもうちょっと悩めよ若人、と思わなくも無いけどな」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「だけど、お前の目の間で殺されなくても、それ以外の場所でいくらでも犠牲は出てるんだよ。真白や…あの“マキシマム”みたいにな」 意地悪く微笑し <_06_Touya> 【藤哉】「それも、分かってる。 だから!」拳を強く握り締めて、「身近な人間だけでも、護りたいじゃないか! でも、それも出来なかった…また」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そして、結局、他の誰かを救おうと頑張ってる間にお前は一番大事なものを失っていく…前世でも、この世界でも、な」 <_06_Izayo> 【十六夜】「手が届かなかったからしょうがない、とは言いたくないってか。ま、死は重い。重くなくちゃいけないわな」 <_03_kusak> 【草香】「ま。大のために小を殺す選択をしても大が死ぬ、ということもあるのが世の中ですから……あ、慰めになってませんか」 <_06_Touya> 【藤哉】「…クウヤの言うとおりだとすると、僕は周りに大事なものを置いておけないよね」 <_06_Izayo> 【十六夜】「ヒーローは常に孤独、か」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そういう事だ。だから“シグナルマンは一人孤独に去っていった”んだよ」 <_06_Touya> 【藤哉】「でも、それは僕には出来ない相談だ。 僕が目指す場所には、一人じゃいけない…それも、分かったところなんだから」 <_06_Izayo> 【十六夜】「堂々巡りだな」肩をすくめて >_04_Kuuya< 【クウヤ】「いっそ、ただの正義の味方なら楽だったんだろうけどな、お前も」嘆息し <_03_kusak> 【草香】「人は一人では生きていけない……といったところでしょうかね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そしてまた、“人は誰かの犠牲なしには生きていけない”……といったところかな」 >草香に <_06_Touya> 【藤哉】「そこで話が終われば良いんですけれどね。 ヘンなことを望んでしまったから、こうなる」すとん、と、地面に透明な刀身の短剣を落として <_06_Touya> 【藤哉】「今の僕が立ち向かわなくてはいけない大きな二択。 今度は3回目だよクウヤ >_04_Kuuya< 【クウヤ】「1度目も2度目も何かを失ってきたな。今度は何を捨てる?」 <_06_Touya> 【藤哉】「小を選んで大に倒され。大を選んで小に誹られた。今度もまた、代償を問われる」 <_06_Touya> 【藤哉】「大を選べば真白ちゃんを失う。 小を選んだ時には、僕は…」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“坂上藤哉”を失うだろうさ」 <_06_Touya> 【藤哉】「クレイトスと、坂上藤哉を失う。 多分そうなると思うよ」 <_06_Touya> 【藤哉】「本当に君は良い親友だよ、クウヤ。 やっぱり分かってるんだね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「まあ、一応“親友”だからな」苦笑 <_03_kusak> 【草香】「そういう解釈もありですけど、むしろラビリンスシティでは……"けれどもそれは一緒に生きていける人がいれば、どこまでも行ける。ということ”のほうがしっくりきますけどね」 <_03_kusak> >クウヤに <_03_kusak> ニートとエイミーさんとk >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“だからこそ”、俺とお前とはいつか必ず剣を向け合う…そういう事だろ」 >藤哉 <_06_Izayo> 【十六夜】「あぁ、そういえばそれについて一言思うことがあるんだがいっていいか?」<復活 <_06_Touya> 【藤哉】「何ですか?十六夜さん。 是非聞いてみたいと思いますけれど」 <_06_Izayo> 【十六夜】「魔王が突きつける取引にしては軽すぎやしないか?いやまぁこっちより魔王に対してはそっちの方が精通してるだろうけど」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“藤哉にとっては”重いってころなんじゃねぇ? 俺なら迷いさえしないがな」 >十六夜 <_06_Izayo> 【十六夜】「一対一で掬い上げる、とまで言うと流石に裏を感じてしまう俺がいるんだよな。下世話な話だが」 <_06_Touya> 【藤哉】「そういうことだね」クウヤに頷いてから、「…そうなのかな? 僕はそんな取引したことないから、分からないんだけど」十六夜の問いかけに、首をかしげて >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ああ、そこなんだよなぁ、俺もそこが引っかかってた…それをしても、ティンザエスには何一つ得られるものがない…何でだ」 >_04_Kuuya< 十六夜の言葉に <_03_kusak> 【草香】「……判りませんか?」キョトンと <_06_Izayo> 【十六夜】「ここで、その代わり藤哉を落とし子に、とかならまぁとおるんだがなぁ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「藤哉が苦悩するのを見て楽しんでる、とか?」 >草香 <_06_Touya> 【藤哉】「それくらい分かりやすいと、僕もあんまり考えないで済むんだけれど…別の意味で分かりやすいからね」 <_03_kusak> 【草香】「ははは……それは秘密です」     ●シーン2 シーンプレイヤー:クウヤ 登場不可   藤哉らとわかれ、偶像スタジオをウロウロしているクウヤ。 このあたりも随分と活性化した。ラビリンスシティからもらったプラーナのおかげで、滅び行くだけだった特撮ヒーローが、表界でも復活しつつあるのだ。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…まったく、今更悩んでもどうにもならないって言うのになぁ…」 呟き ここで撮影された一部の番組は、実際に表界でも放映されている。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ここも随分とにぎやかになったもんだ」 見回し クウヤが周囲をきょろきょろと見回してみると、偶像スタジオからはかなり浮いた格好をしている少女を発見した。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「セット代浮くしなぁ…エキストラに侵魔やらウィザード使えば合成CGの手間もかからないし」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…ん??」 いや、ある意味では、相応しい格好かもしれない。 >_04_Kuuya< どんな格好だろう? もしかして知ってる子? 切り揃えられた短髪、柔道のような胴着の上に厚手のコートを羽織り…… >_04_Kuuya< むむ?? 背中からは蝙蝠の羽根を生やしている。 クウヤは、彼女にどこかで会った気がする。 知力で50をどうぞ。 >_04_Kuuya< ぐ…知力5しかないのにw 5回回せばいいじゃない! >_04_Kuuya< 基本能力値は回らないんだよぉw <_06_Touya> エピナさんが気づくなって暗にいってるから気にしないで良いと思うよ ちなみに失敗しても、シナリオは問題なく回るよ >_04_Kuuya< くそ、やれるだけやってみようw <_03_kusak> これで失敗したら回らないとか言ったら鬼畜すぎるw >_04_Kuuya< インテリジェンスレリックで+2、七つ道具で+3して…と あと偶像スタジオで+3もできるよw >_04_Kuuya< おおw >_04_Kuuya< マイナーで闘気放翔してもいいですか?w いいよw 凄く目立つけど >_04_Kuuya< ではそれで+12 >_04_Kuuya< 2d6+5+2+3+1+12 知力ジャッジ _04_Kuuya: 4(2D6: 2 2)+5+2+3+1+12 = 27  知力ジャッジ >_04_Kuuya< くそー、「戦闘能力値」ならいくらでも手はあるのに―w >_04_Kuuya< あっと、まった なにかする? >_04_Kuuya< 《インテリジェンスアイテム》で振り直してみる うい >_04_Kuuya< 2d6+5+2+3+1+12 知力ジャッジ _04_Kuuya: 10(2D6: 6 4)+5+2+3+1+12 = 33  知力ジャッジ >_04_Kuuya< ぐあああ、駄目だ―w 思い出せなかったw >_04_Kuuya< ちくしょう、頑張ったのにw ちなみに、キミが闘気とか放出したので、胴着の少女が鋭敏にその気配を察知、構えますよ。 キミが向かってくるなら迎え撃つつもりのようだw >_04_Kuuya< 【クウヤ】「うーん…どっかで見た事あるんだけど……って、あれー??」 【胴着少女】「こんなところで……いったい、なんのつもり!」 張りのあるいい声で >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……もしかして俺、狙われてます??」 後ろや横を見て、他に誰も居ないのを確認して、自分を指差して >_04_Kuuya< 【クウヤ】「いやー…なんのつもりなんでしょうね?」(汗 【胴着少女】「あなたがいきなりわたしを見ながら突然闘気を放出したんじゃない!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そういう体質でして」 【胴着少女】「変態!?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「い、いや…エレガントで紳士なただのニート天使ですよ!?」 【胴着少女】「ニート……?」 彼女は構えを解く。 【胴着少女】「ニートならいいわ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「はい、我らがニートピアにすむ、ごく普通の善良なニートの一人です…ということで御嬢さん」 【胴着少女】「ところであなた、ここ詳しい?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「はい? ああ、無論。何せこの世界は俺の庭みたいなもんすよ!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「よろしければ、何処へなりとご案内いたしますよ…ところで、お名前とか伺ってもよろしいでしょうか?」 恭しく手を差し出し 【胴着少女】「本当? だったら……ドレスを着て黒マントを羽織って、天使みたいな羽根を生やした小さな女の子を見なかった?」 【胴着少女】「名前? スラ=フィールだけど」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ドレス着て、黒マント羽織って、天使みたいな羽根を生やした小さな女の子…」 【スラ】「見なかった? 見てたら忘れるわけないと思うんだけど……」 >_04_Kuuya< 脳内シュミレーション…草香:ドレス着て無い×…メイオルティス:小さな子じゃない×…………検索続行………該当件数なし >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ドレス着て、黒マント羽織って、天使みたいな羽根を生やした、小さな女の子…それぞれ、個別ならわりと此処ではよく見るんだけど…」 【スラ】「一緒にここに来たんだけど、迷子になっちゃって……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…とりあえず、そういう事ならスラさん。その子の捜索を是非お手伝いいたします」 (下心隠した)爽やかな笑顔で手を差し出し 【スラ】「本当? ありがとう!」では、差し出された手に握手して、にっこり笑います >_04_Kuuya< 【クウヤ】どういたしまして。困っている女性を助けるのは男の義務ですから♪」 【スラ】「心配だわ……姉さん、親に似て方向音痴だから」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「親に似て??」 【スラ】「見ず知らずのニートの人に、こんなに親切にしてもらえるなんて……ありがとうございます!」 感激したらしく、クウヤに抱きつきます >_04_Kuuya< 【クウヤ】「HAHAHA、ここはニートとうさぎの楽園ニートピア。此処にすむニートの中でも特に僕は紳士で頼れる男と御近所で評判ですよ♪」 >_04_Kuuya< 蝶調子にのってますw 【スラ】「感激しました! じゃあ……お願いします」     ●シーン4 シーンプレイヤー:草香 クウヤは登場不可 登場難易度:12   藤哉たちを別れ、撮影所の休憩室でまったり休んでいます <_03_kusak> 【草香】「ふぅ……お茶が美味しいです」自販機で買ってきたお茶のんでる すると、自販機を見上げながら困り果てた様子の女の子に気づきます。 <_03_kusak> 【草香】「……おや? どうしました?」 女の子はドレスの上に黒マントを羽織り、肩から白い羽根を生やしています 【クア】「むー、届かなーい」 <_03_kusak> 【草香】「なるほど……はいどうぞ」抱え上げてあげよう <_06_Izayo> 2d6+10 _06_Izayo: 7(2D6: 5 2)+10 = 17 【クア】「おしるこ……」 <_06_Izayo> 回った 【クア】「わぁ☆ ありがとう、おねえちゃん」 100v.入れておしるこを買った女の子は上機嫌だ <_03_kusak> 【草香】「どういたしまして」 <_06_Izayo> 【十六夜】「ん?また一度見たら忘れないような濃い姿が。知り合い?」欠伸しながらやってきて <_03_kusak> 【草香】「いえ?」 【クア】「クアはクアってゆーんだよ」 キャッキャと笑いながら、おしるこをぐびぐび <_06_Izayo> 【十六夜】「十六夜だ。よろしくな、クア嬢ちゃん」頭にぽんと叩きながら笑い 【クア】「くあっ……」気持ち良さそう <_06_Izayo> 【十六夜】「さて、んじゃ俺もなんか飲むか…?…何かカオスな自販機だな。とりあえず一番マトモそうなこのセニョールトマトで」 <_03_kusak> 【草香】「僕は草香と言います。クアさんは一人でこちらへ?」 【クア】「おねーちゃんは、ここでなにしてる人?」>草香 <_03_kusak> 【草香】「あ……それ地雷ですよ」>セニョールトマト <_06_Izayo> 【十六夜】「…」ごくごく <_03_kusak> 【草香】「えっと……今日たまたまこちらに来ただけで別段こちらで何をしてる、という訳ではないですね」 【クア】「そーなんかー」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…なんだろう、噴くほど不味いわけじゃないんだが、まかり間違っても美味しいわけじゃないという微妙すぎる代物は…」 <_03_kusak> 【草香】「だから言ったんですけど。遅かったですが」 【クア】「あははは! 地雷地雷」 <_06_Izayo> 【十六夜】「はっはっは楽しんでくれたようで何よりだ!」 <_03_kusak> 【草香】「ベタにそちらのメ○ーイエローとメ○コールあたりか。チャレンジャーならそっちのギャラク○ードリンクですかね」 <_06_Izayo> 【十六夜】「で、クア嬢ちゃんも観光に?ここは結構メッカらしいけどさ」 【クア】「クアはねーぇ、ひと探し」 【クア】「でも見つかんないの」 【クア】「なんでかなー」 <_03_kusak> 【草香】「それは困りましたねー」 【クア】「いもーとも一緒に来てたけど、どっかいっちゃったしー」 <_06_Izayo> 【十六夜】「ほほう、うちの面子は変人引き寄せる体質の面子が多いし、今頃どっかで会ってたりするかもな」けらけら」 【クア】「すごくしつれーなこと言われた気ぃする」>十六夜 <_03_kusak> 【草香】「……あー、ありえそうですねー」なんかげんなりした顔で 【クア】「べつのところ、さがしにいくよー」 クアは羽根をパタパタさせて、どこかに飛んでいこうとする <_06_Izayo> 【十六夜】「軟派体質と主人公体質がいるからなー」 【クア】「ばいばーい」 <_03_kusak> 【草香】「あー、手伝いますよ」 【クア】「くあ?」 <_03_kusak> 【草香】「一人で探すよりもいいと思いますし?」 【クア】「いいのぉ?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「ここも中々広いし、何よりこっちも暇だしな」 <_03_kusak> 【草香】「まぁ、幸い時間はありますしねぇ」 【クア】「…………」じー、と草香を見る <_03_kusak> 【草香】「はい?」じー、と見られる 【クア】「なんで?」ちょっと、声の質が変わる <_03_kusak> 【草香】「なんで……と言われましても。むぅ」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…草香嬢なんか疑われてない?」 【クア】「…………」まじまじ <_03_kusak> 【草香】「暇つぶしに理由もないですしねぇ……て、失礼だと思います」>十六夜 【クア】「ひまつぶし」 <_06_Izayo> 【十六夜】「いや、結構恨みかってそうじゃんおたくら」けらけら 【クア】「うらみ……くさか、悪い人?」 <_03_kusak> 【草香】「失礼な、僕は比較的マシなほうだと自負してるんですけど」 【クア】「くさか、くーやぁ?」 <_03_kusak> 【草香】「……クウヤさんをご存知で?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁネタはネタとして、結構特殊な出自やら能力やらあるしその線で…ん?」なんでここでクウヤの名前が?と首かしげ 【クア】「くーやぁ悪い人」 <_03_kusak> 【草香】「ああ。それは否定できませんね」いい笑顔で 【クア】「ニートなのに悪い人」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁ事実だな」 【クア】「くさかも、くーやぁ?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…人名だと認識できてないのかねコレは」 <_03_kusak> 【草香】「どうしたら僕がクウヤさんになるんでしょう?」 【クア】「くーやぁ、悪い人。悪い人はくーやぁ。くさかも、くーやぁみたいに悪い人?」 【クア】「クアを騙して、何か企んでる?」 では、キリがないので知力をw <_03_kusak> 【草香】「今会ったばかりの子を騙せるほど器用じゃないです」 <_03_kusak> あい」 <_06_Izayo> ダメモトで振るかなw 難易度は12でいいかな <_03_kusak> 12w <_06_Izayo> 2d6+5 _06_Izayo: 4(2D6: 1 3)+5 = 9 <_03_kusak> では一応、ポテンシャルブースト >_04_Kuuya< その差は何よw <_06_Izayo> はい出なーいw <_03_kusak> 2d6+20+12 _03_kusak: 9(2D6: 4 5)+20+12 = 41 この子は、何故かはわからないけど……善意を信じることができないらしい。 これ以上は、彼女の心を覗いて見ないとわからない。 <_03_kusak> 【草香】「うーん、そういう子ですか」 【クア】「…………」じー <_06_Izayo> 【十六夜】「ふーむよく分からんが…まぁあれだ。クア嬢ちゃんの相手をすると、こっちも何もすることがなかった時間を潰せる。つまりこっちにも得がある」苦しいなぁ、と思いつつ苦笑 【クア】「特……利益?」 得だw <_03_kusak> 【草香】「利益というほどのものじゃ……あ」 <_03_kusak> 【草香】「クアさん、おしるこ美味しかったですか?」 【クア】「うまかった!」即答 <_03_kusak> 【草香】「じゃあ、それと同じですよ。なんだかんだで感謝されるのは悪い気はしない、そういうことです」 【クア】「くさかの利益?」 <_03_kusak> 【草香】「そこまで堅苦しいもんじゃあないですけどね」苦笑しつつ 【クア】「クアわかんない……でも、探してくれるのは、クアは助かる」 【クア】「くーやぁとも知り合い?」 <_03_kusak> 【草香】「はい」 <_06_Izayo> 【十六夜】「いや別に」(即答 では、クアはこくこくと頷いて 【クア】「くーやぁの知り合いにお近づきは、クアにとって利益1」 【クア】「くさかに探してもらう!」 <_03_kusak> 【草香】「はははっ、じゃあいきましょうか」     ●シーン5 シーンプレイヤー:藤哉 登場難易度:18   <_06_Touya> はいはいな。 ちょっと特殊な回想シーンなものです。 真っ暗な空間の中に、ひとりずつ人物が浮かんでいく。 <_06_Touya> ニート・ニート・ニート… では、最初に浮かんだのはニートだ。 ニートはキミのことを笑いながら見ている。 キミの手には、短剣。 【モロニート】「藤哉……私を殺すのか?」 <_06_Touya> 【藤哉】「いや。 それは無理だ」首を振る 【モロニート】「…………」 ニートは消える。   次に思い浮かんだのは……。 シグナルマンだ。 シグナルマンは、何も言わずにキミに背を向ける。 【シグナルマン】「……」 キミは、彼の背に短剣を突き立てるか? <_06_Touya> 【藤哉】「……駄目だ、出来ない」やはり、首を振る。 シグナルマンはそのまま去っていく。   次に思い浮かんだのは……。 うさぎたちと楽しそうに遊びまわっている、ポンだ。 【ポン】「?」 ポンは不思議そうに藤哉を見る。その手には短剣が……。 キミは、罪もないたぬきを殺せるか? <_06_Touya> 【藤哉】「…次」出来るわけが無い。 ある意味で一番の冒涜だ。 ポンはうさぎたちと一緒に、別の遊び場へ向かった。   次に思い浮かんだのは……。 シロだ。 【シロ】「……」がじがじ シロは、いつものように何かを噛んでいる。 <_06_Touya> 否。噛んでいるのは短剣だ。 あと少し押し込めば事は済む。 キミは、このまま短剣を……。 <_06_Touya> 【藤哉】「…危ないよ、シロちゃん」引っこ抜いた。 駄目だ。 【シロ】「!」 シロは不服そうに見上げて、消える。   次に思い浮かべたのは……。 10歳ぐらいの子供。孫サンタだ……いや、違う。 去年のクリスマスに彼女に頼まれ、プレゼントを配った……子供たち。 灰かぶりと古時計のお爺さんが一緒に笑っている。 【ランプ売り】「ありがとう、アンタたちのおかげでランプが売れたよ!」 【サンタ】「ふぉっふぉっふぉ、また来年もお願いしようかのう」 それらの人々が、藤哉を祝詞を紡ぐ。 <_06_Touya> 【藤哉】「…」そんな人達を見ながら、短剣を見ている。 キミは、彼らからひとりを選んで……。 <_06_Touya> 【藤哉】「ええ…また来年。 お手伝いしますよ」サンタにそう声をかける。 駄目だ。 駄目だ駄目だ。 彼らは一様にキミに感謝を述べながら、ひとりずつ消えていく。   彼らも殺せなければ……大切な誰かは無理だと確信する。ならば? 一斉に空間を埋め尽くす、人、人、人。 <_06_Touya> 【藤哉】「それなら、どうする?」その人の中心に立ちながら、考える。 無関係な誰かの人生を奪い 自分の大切な人を甦らせる。 スクランブル交差点の中心に、真白が斃れている。 青信号になると、人々は何も気づかず、真白を避けていく。 <_06_Touya> 【藤哉】「っ…真白ちゃん…!」そんな真白に駆け寄りたいが、駆け寄れない。 【真白】「…………」 真白が、ゆっくりと起き上がる。 <_06_Touya> 【藤哉】「…真白、ちゃん?」 真白は何も言わない、ただ   どうして、どうして なんで助けに来てくれなかったの ずっと、待ってたのに   彼女の目は、表情は、雄弁だった。   ……決断の刻だ。 キミは誰を殺す?   <_06_Touya> 【藤哉】「恨んでる、かな。 そうだね、僕が助けに行けなかったから、間に合わなかったから」刃の煌きに写るのは… ここで、シーンエンドなのです。     ●シーン6 シーンプレイヤー:クウヤ 藤哉は自動登場 登場難易度:12   クウヤはスラと一緒に、偶像スタジオを探して回った。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「居ないねー、スラちゃんの探してる子…えっと、なんていう名前だっけ?」 【スラ】「クア=ティーヌといいます」 >_04_Kuuya< 知り合いのヒーローとかに聞き込みしながら街を二人でブラブラと >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“ティーヌ”? じゃあ本当のお姉さんとかじゃないんだ?」 【スラ】「そう、だね。生まれた順番……ぐらいのものかな。でも、なんでかわからないけど放っておけないの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そっか―…あ、そろそろ歩き疲れたんじゃない? そこの店でお茶しない? 俺が奢るから」 笑顔で 【スラ】「うーん、そうですね……ここに悪い人はいないみたいだし、これなら姉さんも……」 では、ここで知覚判定。 >_04_Kuuya< おっと、 難易度は? 15かな。 >_04_Kuuya< それなら素で行けるかな。知覚だと闘気放翔したら見つかったりでヤバそうだしw ww >_04_Kuuya< 七つ道具と《インテリジェンスレリック》乗せてと >_04_Kuuya< 2d6+8+1+3+2 知覚ジャッジ _04_Kuuya: 6(2D6: 3 3)+8+1+3+2 = 20 知覚ジャッジ >_04_Kuuya< 成功― では、気づいた。 先ほどと寸分違わぬ場所で、藤哉が透明な刀身を見つめている。 【スラ】「あれは………」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ん? あいつ……おい、藤哉!」 流石に見かねて声をかける <_06_Touya> 【藤哉】「――ん? ああ、クウヤ」少し反応が遅れてからいつも通りに >_04_Kuuya< 【クウヤ】「お前、街中でそんなもんじっと見つめて…まるで“これから誰か殺してやるぜ”とか考えてるヤバい人見たいだぞ」 笑って <_06_Touya> 【藤哉】「やっぱりそう見える?」苦笑しつつ剣をしまって。 【スラ】「…………」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「かなりな。そんな事よりお前も、この俺の人助けを助けろ。美少女への俺のポイントUPとかの為に」 近づいて耳元で小声で囁き <_06_Touya> 【藤哉】「ところでその子は?まさかクウヤ、草香ちゃんをほっといてまさかよからぬことを」 <_06_Touya> まさかが二つついちゃったw >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ははは、モテル男はつらいぜ―」 【スラ】「…………」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「って、あれ? スラちゃん? どうしたのかな??」 スラの纏う空気が、それまでとは明らかに変わっていた。 <_06_Touya> 【藤哉】「僕は構わないけれど…どうかした?」隣の少女を見て 彼女の目は、藤哉を見ている。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「大丈夫、一見ナイフを持って人を襲おうとしてる犯罪者チックだけど、これでなかなか悪い奴じゃないから、コイツ」 藤哉を指差し 【スラ】「…………坂上、藤哉か」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…っておい!? 知り合いかよ、藤哉−!!」 <_06_Touya> 【藤哉】「――そうだよ」察して、こちらの気配もただならぬものへと変わる 先ほどまでの明るく真面目な少女は、そこにはいなかった。 <_06_Touya> 【藤哉】「いいや?知らないけれど…この空気は良くないね」クウヤを見ずにそう言って >_04_Kuuya< 【クウヤ】「何よ、また俺が知らないところで美少女にフラグ立ててるわけ? もしかして俺、既にお手付きの子にコナかけたピエロですか??」 殺気、とは違う。剣呑ではあるが、ただ射抜く視線はむしろ――。 闘志。 <_03_kusak> 2d6+8 登場 _03_kusak: 9(2D6: 6 3)+8 = 17 登場 【スラ】「そう、か……できれば姉さんと合流して確実を喫するべき、だと思っていたんだが」 <_06_Izayo> 2d6+10 _06_Izayo: 7(2D6: 3 4)+10 = 17 >_04_Kuuya< 草香は出ちゃ駄目―w <いろんな意味で 出ちゃったねw <_03_kusak> だが断る! <_06_Touya> 【藤哉】「いや、僕に見覚えは無いよ。 ただ…何か用はあるんじゃないかな」 <_03_kusak> 【草香】「……おや? お取り込み中で?」ひょっこり >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ってわりにはなんか険呑な雰囲気…って草香ちゃん!!? いや、違います、これは、ただの親切な人助けでー!!」 では、剣呑な雰囲気のそこに 草香に連れられたクアもいる。 【クア】「………………」 【スラ】「……クア」 <_06_Izayo> 【十六夜】「おーい、この辺で女の子見たかった、そうそうこんな感じの」スラを指差して(流石に特徴くらいは聞いてるだろう スラに呼びかけられ、しかしクアは見向きもしない。ただ一線……クウヤを見ている。 <_06_Touya> 【藤哉】「君のお姉さん?」もう一人の少女を見て <_03_kusak> 【草香】「……はー、そーですかー」ジト目 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「けして、女の子を助けたお礼に送り狼とか、そんな不純な動機じゃないよ?」 【クア】「…………」 <_03_kusak> 【草香】「おや?どうしました?」>クア <_06_Touya> 【藤哉】「で、クウヤ。そっちはそっちで剣呑じゃないんじゃないかな」 クアは草香の呼びかけにも反応しない。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ってあれ? スラちゃん…もしかして、あの子じゃないの? 探してた姉って?」 【スラ】「…………」>クウヤ <_06_Izayo> 【十六夜】「これは…跳んで火に入る夏の虫、じゃないな加茂がネギ背負って…コレも違うな」 <_03_kusak> 【草香】「……まぁ、それについてはあとでゆっくり聞かせていただきましょうか」>送り狼 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「っえっと…やっほー?」 なんか睨まれてるクアに恐る恐る手を振り返し クアはゆっくりと、クウヤに向けて人差し指を向ける。 【クア】「…………くーやぁ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「はい、クウヤさんですがなにか」 【クア】「……くーやぁ、くーやぁ」 【クア】「くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ……」 【クア】「くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、くーやぁ、」 <_06_Izayo> 【十六夜】「何か壊れたラジオみたいになってきたぞ」 【クア】「クーヤァ、クーヤ、クウヤ、クウヤクウヤクウヤクウヤクウヤ!!」 【クア】「悪いクウヤ、みっけた!!」 <_03_kusak> 【草香】「おめでとうございます ……おめでとうございます?」 壊れたような発言から読み取れるのは狂気ではなく――歓喜。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「………へ??」 <_06_Izayo> 【十六夜】「なーんか風向きがおかしくなってんなぁ」 草香の手を離して、クアはクウヤに飛びつきます。 <_03_kusak> 【草香】「またなにかしたんですかー? 嫌われっぷりが尋常じゃないみたいですよ?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「なんか、めちゃくちゃ喜ばれて?ますが、もしかして俺のファンの子とかそんなの??」 <_06_Touya> 【藤哉】「…で、そろそろ目的を聞きたいんだけどいいかな?」>スラ <_06_Izayo> 【十六夜】「この夫婦感想が真逆じゃね?」 【クア】「あはは、あは、あはは!! くーやぁ、だ!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…えーと、どうなんでしょうか、これは?」 困って草香に問う では、喜びに耽るクアを眺めつつ、スラが口を開く。 <_03_kusak> 【草香】「こっそりなんてこと言ってるんですか!」>夫婦 【スラ】「……そうか。これでは話にならないな」 【スラ】「クウヤさん、妹を見つけてくれて、ありがとうございました」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「えっと、スラちゃん、なんか君のお姉さん? 俺の知り合いみたいんなんですが??」 スラに振りかえり ぺこり、と丁寧にお辞儀 【スラ】「ええ……そのようですね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あ、やっぱりそうなんだ? どういたしまして?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「いや、見たままを言ったまでじゃないか」はっはっは>草香 【スラ】「クア、今日は帰るぞ。どうも日が悪い」 そう言いながらも、スラが見ているのは藤哉だけだ。 <_03_kusak> 【草香】「で。また <_06_Izayo> 【十六夜】「あぁ、話が分かりそうな…えーと、スラ嬢ちゃんでいいんだよな?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「で、あの…この複雑怪奇な人間関係を誰か原稿用紙3枚以内で簡潔にまとめて説明してくれる方は居ないのかな??」 <_03_kusak> 【草香】「で。またこんな小さい子苛めたりしてたんですか?」 >クウヤ >_04_Kuuya< 【クウヤ】「えー!!?」 草香に慌てて向き直って <_06_Touya> 【藤哉】「何か変わってるかもしれないから」 【スラ】「ええ、スラです。姉がお世話になりました」>草香、十六夜 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「もしかして、すごく酷い方向に誤解されてません? 俺、今日は“まだ”何も悪い事してませんよ!!?」 >草香 <_06_Touya> 【藤哉】「また来るなら、それはいいけれど…速いほうが良いと思うよ?」 【スラ】「お前の犯した罪を考えてみろ。自殺、など許されると思うのか?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「詳しくは聞かないけど、どっち?」クウヤと藤哉を指差して>スラ 【スラ】「……逃げることは許さない。絶対に、だ」>藤哉 <_06_Touya> 【藤哉】「ああ、それじゃ君はダメだ。 僕の考えていることが自殺に見えるなら、それはお門違いだ」 <_03_kusak> 【草香】「……違うんですか? この前も妹さん苛めたおしてたじゃないですか」くぅのこと >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あれは何と言うか…言うに云えない複雑な家庭の事情とかなんかそんな感じの現象で…」 >くぅ 【スラ】「…………」>藤哉 <_06_Touya> 【藤哉】「とはいえ…逃げ、といわれるととても痛い。 少なくとも」 <_06_Touya> 【藤哉】「君達の事情もしらないままそれをするわけにはいかないくらいには」 <_03_kusak> 【草香】「……あ、まだ?」悪い笑顔になって 【スラ】「……次がない、というなら今やるしかないですね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…やっぱりお前の知り合いか? 妙に事情に詳しそうだが」 >藤哉 <_06_Touya> 【藤哉】「どっちでも良い。 やるなら速いほうが良いのは間違いないけれどね―」 【クア】「くーやぁ」 <_06_Touya> クウヤには、肩を竦めてみせる。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あ、いえ!? 口が滑った、もとい、悪心など一切ない純粋無垢な心での人助けでゴザイマス!」 草香の視線にひきつって即答 【クア】「……くーやぁ、無視すんな」げし >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…うん? なに?」 クアを見て >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あう、ゴメン…何かな??」 【クア】「こっち! 一緒にきてー」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「へ…あれ?」 抵抗しなければ、クウヤはクアと一緒に退場になります。 >_04_Kuuya< 女の子に引っ張られて抵抗するような男ではありません(きっぱり) ^^ <_06_Touya> クウヤめw <_03_kusak> 付いていっていい?w <_06_Izayo> 【十六夜】「おーい草香嬢、追わんと置いてかれるぞー」 <_06_Touya> いいんじゃないかw ついていきたい人はどうぞ。どの道、シーンは切れます 十六夜はどうする? <_06_Izayo> この状態の藤哉一人にするのもアレなので残るかな 了解です >_04_Kuuya< 【クウヤ】「な、なんかよくわからないけど、じゃあまた今度―」 とりあえず、藤哉達に手を振ってそのまま引っ張られて逝く <_03_kusak> 【草香】「まったく……世話の焼ける人です」 <_03_kusak> と追います では、まずは藤哉から。     ●シーン7 シーンプレイヤー:藤哉 十六夜は自動登場   残ったのは3人。 藤哉、十六夜、スラ。 <_06_Touya> 三角関係にすらなら無い微妙な3人組。 そんなものは、こちらにも毛頭ない。 【スラ】「……坂上藤哉」 <_06_Touya> 【藤哉】「何?」 【スラ】「真手前勝手で申し訳ないが、お前には死んでもらわねばならない」 <_06_Touya> 【藤哉】「理由くらい聞いてみたいけれど、それも叶わない?」 スラと名乗った少女は殺気を微塵も交えず、殺人の宣告を行なった。 【スラ】「理由、か。それがわたしの使命だ、と応えて満足できるのか?」 <_06_Touya> 【藤哉】「うん。それで良いよ」頷いて 【スラ】「お前が先ほど短剣を見ていたとき、クウヤさんは冗談めかしていたが……本気だったな?」 【スラ】「お前が違うと言ったが、他の誰から見ても、お前の謀ろうとしていた行為は自殺だ。何を考えている?」 <_06_Touya> 【藤哉】「肯定の中の否定…そういう状態かな」 【スラ】「日本語を使え」 【スラ】「お前の言葉は婉曲すぎて、わたしには理解できない」 さて……藤哉。キミもここで、スラと改めて顔を見合うわけだが <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁ、良くも悪くも自己完結型だからなぁ」うんうんと頷き <理解できない <_06_Touya> 【藤哉】「これは手厳しいな」苦笑して。「使おうとしている、それは間違いないよ。 さて、誰に? そこで止まっていた」 <_06_Touya> まっすぐ見てみようじゃないか。 うむ、実は藤哉も知力50で彼女が誰かがわかる。 ただし、彼女を見ていると、誰かが言っていた言葉を思い出すのでボーナスがある。 >_04_Kuuya< 此処で藤哉が成功したら、俺の立場がないーw <_06_Touya> じゃ、プラーナ12で。 <_06_Touya> …12もいらんか。8でいいや ちなみにボーナスは+10 <_06_Touya> それは普通にもらっていいのかな。 今から、演出を挟みます   それは、いつだったか…… うさぎの耳を生やした魔王の言っていた言葉だと思う。 【イコ=スー】「藤哉ちゃんの前にライバルが現れるのです」   実際に彼女がそうなのかはわからないが、おそらくイコが示唆している人物は目の前の少女に違いない、と藤哉は確信する。 <_06_Touya> 【藤哉】「…ああ…これが…」 それで+10 <_06_Touya> では、プラーナ8 <_06_Touya> 2d6+15+10+8d6 <_06_Touya> ああ。そうだった。偶像スタジオ効果を発動させるの忘れた。 まあ、足りるんじゃないかなw <_06_Touya> しかもダイスが動かない >_04_Kuuya< おや? _06_Touya: 3(2D6: 1 2)+15+10+33(8D6: 4 1 6 4 6 2 4 6) = 61 <_06_Touya> うん、届いたけど。 <_06_Izayo> 【十六夜】「いや、だから一人で完結してないで説明しろって」ツッコミ では、キミは過去に彼女にそっくりな人物に会っている。 それは一年前、スパンド船団が初めてラビリンスシティにやってきた、あのとき。 ビーカネル艦長の暗殺を企て、黒晶の森でキミたちと戦い、そして死んだ……あの少女だ。 名前も知らない少女。 記憶の彼方にあった人物の顔を、ようやく引っ張り出すことができた。<難易度50 <_06_Touya> 【藤哉】「1年位前の黒晶の森か。 十六夜さんにも説明すると、戦ったことがある…そして、倒した…はず」 【スラ】「……わたしの前身か」 【スラ】「あいにく、わたしは冥魔ではないし、死んだ本人でもないがな」 <_06_Touya> 【藤哉】「その言葉を聴くと、"次のクローンはうまくやってくれるでしょう"って感じのものを思い出すね。 じゃあ、君は何?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「あー、確かにまだ来てないな一年前というと」そりゃ知らんわけだわ、と頷いて 【スラ】「名前はスラ=フィール。人造魔王、とでも呼ばれるべき者だ」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…またえらく物騒な単語が出てきたな」 【スラ】「魔王闘技場のデータを元に製作された、人工の魔王。それがわたしだ」 【スラ】「だが、わたしのことなどどうでもいい! 問題はお前だ!」 <_06_Touya> 【藤哉】「うん、だいたい分かったよ。ありがとう」微笑 【スラ】「いったい何を考えている?」 <_06_Touya> 【藤哉】「何って…何について?」 【スラ】「お前が、今さっきしようしとしていたことについての理由だ!」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…」とりあえず聞いてよう、と思いながら待機 <_06_Touya> 【藤哉】「ああ、それか。それなら、僕の命で助けられるんだったらそれが一番良いかな、そう思っていただけで自殺じゃあないよ」 【スラ】「…………」 【スラ】「……なるほど、よくわかった。良く理解した」 <_06_Touya> 【藤哉】「分かってくれた?よかった」とっても嬉しそうに+安堵 <_06_Izayo> 【十六夜】「…」殴ろうかな。まぁ目の前の奴が殴りそうだしまぁいいか(ぉ 【スラ】「お前がわたしが見聞きし、事前に得ていた情報から分析した人物像は間違っていた」 <_06_Touya> 【藤哉】「どんな情報だったかは置いておくよ。どう違ったって?」 【スラ】「わたしが聞いていたお前は……清廉潔白で、正義漢が強く、正々堂々と戦う戦士であると」 <_06_Touya> 【藤哉】「…また、それかあ」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…何だその頭が痛くなりそうな誤報」 【スラ】「ああ、間違っていたよ。訂正する。お前ほど邪悪な人間は他にいない」 <_06_Touya> 【藤哉】「―ああ、ありがとう。 分かってくれて、とても嬉しいよ」いつも通りに笑顔を浮かべて言う。 <_06_Izayo> 【十六夜】「いや、それは流石に言いすぎだと思うがなぁ…」例えばこの状況を見物してるであろう誰かさんとか 【スラ】「お前との戦いは戦士として楽しみにしてはいたが、殺さねばならないことを残念に思ってもいた。だが……今は逆だ。           お前との戦いになんら高揚感は感じないし、お前を憎悪して無惨に殺したいと考えている自分がいる」 <_06_Touya> 【藤哉】「悪いけれど、君が抱いていたものは虚像で、贋物だよ。 皆は綺麗に飾り立てるけれど…」 【スラ】「お前の命に、意味など与えない。ただ無為に、無駄に、己の命に幕を引け」 【スラ】「貴様には自己犠牲を実践する資格はない!」 <_06_Touya> 【藤哉】「これ以上なく、痛烈な言葉をありがとう」 【スラ】「死合ってもらうぞ、坂上藤哉」構える <_06_Izayo> 【十六夜】「…ふーむ」これはどっちにつくべきだろうなぁ、と <_06_Touya> 【藤哉】「良いよ、やろう。…ああ、十六夜さんは、気にしないでくださいね」 <_06_Touya> 【藤哉】「だって、僕が真白ちゃんを生き返らせたいのは…他でも無い、僕のためで」 <_06_Izayo> 【十六夜】「あぁ、そうだ。俺からも今更ながら一つだけ」 <_06_Touya> 【藤哉】「はい、何でしょう?」 <_06_Izayo> 【十六夜】「『こんなことで捨てられる自分の命なんて安いもので大切な人の命が賄えるのか?』」 <_06_Izayo> 【十六夜】「結局のところ、なくしてしまったモノと釣り合う様なモノは、短い人生だったけど、見つかってないんだよなー俺には」 <_06_Touya> 【藤哉】「…また痛い言葉ですね。 じゃあ、答えますよ」 <_06_Touya> 【藤哉】「…僕は魔王に願うべきではなかったんだ。 生きる希望を失って死んでいったことを悔やみ、後悔をしただろうけれど…」 <_06_Touya> 【藤哉】「二の矢を作るような事を願ってしまったからこんな無様な様を見せることになっちゃった。 分かっているんだよ?」 <_06_Touya> 【藤哉】「たとえどんな方法で生き返らせたって、真白ちゃんは死んだ。これは変わらないんだから」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁ、結局のところ生きている人間が死者にできることなんてのは…」 <_06_Touya> 【藤哉】「その上で、今の問いかけに答えるなら…"賄え様等あるはずも無い。"そう言うしかないじゃないか」 <_06_Izayo> 【十六夜】「精一杯生きてやるしか無いわなぁ」はっはっは <_06_Touya> 【藤哉】「時計の針は戻らない。 死者は…戻ってこない。 戻ってきても、それは前の人と一緒だと思ってはいけない」 <_06_Izayo> 【十六夜】「悩むポイントが間違ってたわけだ。まぁ流石魔王というべきだわなその手腕は」 <_06_Touya> 【藤哉】「それに、もっと真白ちゃんのことを考えてあげればよかったんだ」 【スラ】「一応の答えは出たようなところで悪いが……その答えにすら、意味は残さん」 <_06_Touya> 【藤哉】「誰かを犠牲にして助けました。 なんていったって、喜ばないだろうからね」 <_06_Izayo> 【十六夜】「っかー、あったま硬いねぇ。若い頃からそんなだと藤哉とかクウヤみたいになっちまうぞー」 <_06_Touya> 【藤哉】「君はそれで良い。 僕は僕の選ぶ道を後悔することなく、進むよ。 おかげさまと言わなきゃいけないかな。二人には」 <_06_Touya> 十六夜とスラを見て 【スラ】「…………」 <_06_Touya> 【藤哉】「…あ、そうだ。もう一つだけ」 【スラ】「なんだ」 <_06_Touya> 【藤哉】「君は大体の経緯を既に知っているんだろうから、多分クウヤとの会話も知っている、その前提で話すけれど」 スラは言葉を待っている。 <_06_Touya> 【藤哉】「多分、生きていてもまた同じように全て掬おうと、救おうとするんだろうとは思う。            でも、いい加減一人じゃ無理なのは分かったから。 みんなでやれば、零れたりしないって信じるよ」 【スラ】「……お前の人生に意味など残してやるつもりはないが。わたし自身の心の健康のためにひとつだけ言い含めておく」 <_06_Touya> 【藤哉】「うん、どうぞ」 【スラ】「……貴様のいう“みんな”などいない。お前は、孤独だ」     ●シーン9 シーンプレイヤー:くーやぁ 草香は自動登場 登場不可   クアに引っ張っていかれたのは、誰もいない岸壁の裏だ。 【クア】「くーやぁ、会えた♪」 ここまでキミを連れてきた後、クアはキミから離れようとしない。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「はい、どうも…ってえらく寂しい場所だなぁ…」 >_04_Kuuya< そういえば、クアの外見って何歳ぐらいだっけ? <_03_kusak> 【草香】「……もてもてですねー」棒読み <_03_kusak> 瞳はすでにヴァーミリオンハート色 どんな色wq <_03_kusak> (クウヤにとっての)危険色w >_04_Kuuya< 全力で全壊させる予警報だねw 【クア】「くーやぁは、クアのこと知らないよね?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「それが申し訳ない事に…一度会った女の子の顔は忘れたことない筈なのになぁ…野郎はどうでもいいが」 【クア】「とーぜんなの。クアもくーやぁと会うのは初めてなの」えへへ、とはにかむ >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あ、そうなの…ってことはやっぱり俺のファンとかそういうのかな?」 【クア】「でもね、くーやぁは、クアのだいじなものをとっちゃったの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「はい?」 【クア】「クアのいちばんだいじなもの、くーやぁが持っていっちゃった」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あ、いや…なんていうか微妙に誤解を与える表現だけど、今日は僕何もやってないよ?」 草香を横目で見て滝汗 <_03_kusak> 【草香】「……やっぱり。この子にも酷いことしてるじゃないですか」呆れながら >_04_Kuuya< 【クウヤ】「だいじな…ってなにかなぁ?」 【クア】「さいしょはね、くーやぁのこと殺そうかなって思ってたの!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そ、そうなんだ!? できればお兄ちゃん、平和的に解決したいな―、とか切に願うよ(汗)」 【クア】「でもやめた。殺しても、だいじなものは戻ってこないの……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ですよねー、そういう危ない真似はやめて仲良くしましょう」 【クア】「くーやぁ、わからないの? クアのだいじなもの」 【クア】「そうだよね。知らないよね。覚えてないよね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「うーん…」 <_03_kusak> 【草香】「……じー」冷たい視線 >_04_Kuuya< 【クウヤ】(あれ? いろんな意味でヤバい方向に行ってませんか?(汗)) 【クア】「……わかんないなら、おしえてあげる!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「是非に」 【クア】「くーやぁはね、わたしのいもーとを持っていっちゃったの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「………」 【クア】「わたしのいもーとを、おっきなもので串ざしにしたの」 【クア】「たくさん、血が出たんだよ。もうもどらないの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「なんか、いろいろ誤解を招きそうな、18歳未満お断りな展開っぽいっすね(汗)」 <_03_kusak> 【草香】「……じー」凍える視線 【クア】「いもーとが、とってもボロボロだったのに、それなのに無理やりにつきいれたの……」 >_04_Kuuya< 違うよ、って必死で手で草香にジェスチャーw 【クア】「くーやぁは、わらってたんだって」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「え、えっと…」 冷汗 <_03_kusak> 【草香】「……じー」凍てつく視線 【クア】「ねえ、くーやぁ。くーやぁは、いもーとをどこにやっちゃったの?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】(ヤバい―、嫌な方向に修羅場な気配が―!!) 【クア】「どこでやっちゃったかは知ってる。森のなかで、くーやぁの仲間といっしょに、いもーとをもてあそんだの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「き、鬼畜なお仲間デスネ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】(森…ねぇ) そこで、クアは指を差す。 【クア】「くさかも、そこにいたんだよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「うん?? へ…草香ちゃんも??」 <_03_kusak> 【草香】「……ああ…………あーあーあー、そういうことですか」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そ、そういう特殊なプレイをやった覚えはないようなー」 <_03_kusak> 【草香】「たしかにあの時クウヤさんは哂っていましたね。いえ……あの時だけですか」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…もしかして、藤哉もいた? って草香ちゃん?」 【クア】「森のなかで、いっしょにいたのは。とーやぁ、くさか、そーま、ひので、みゆき、どな」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】藤哉や総真はともかく…夜明に深雪ちゃん…と、なると…」 >_04_Kuuya< そろそろ、思い出してもいいですか?w ここで、クウヤはようやく思い出せる……知力30で。 >_04_Kuuya< くそ、闘気放翔は?w 【クア】「いーよぉ、とーきだしても」 >_04_Kuuya< どうもですw <_03_kusak> 【草香】「たしかに主観が変われば、そうとも取れますね」 >_04_Kuuya< いいよ、やってやるよ。プラーナ5点開放だw クウヤが本気だすw >_04_Kuuya< 2d6+5+1+3+2+12+5d6 (七つ道具とインテリジェンスレリック付き) _04_Kuuya: 5(2D6: 4 1)+5+1+3+2+12+13(5D6: 4 3 2 3 1) = 41  (七つ道具とインテリジェンスレリック付き) じゃあ、ファーストコンタクトのログを見てロールプレイしていいよw >_04_Kuuya< よし、さっきに藤哉の必要値ぐらいは出したぞ!w >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あのときの…冥魔の、女の子?」 【クア】「ぱちぱちぱち! よくできましたー!」ばんざーい 【クア】「おもいだしてくれたの、くーやぁ!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…ああ、そういう事か。確かに…で、あれが君の“妹”?」 【クア】「そうだよ」 声のトーンが変わる。 草香が休憩所で見た、あのときのクアだ。 <_03_kusak> なる 【クア】「私はあなたに妹を殺されたの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…ああ、俺が“殺した”な。笑ってもいたな、間違いない」 こちらも口調を変えて 【クア】「あなたを憎んだ。妹は確かに冥魔にとりつかれていて、ほかにどうしようもなかったってわかっていたけど」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「いや、そんなんじゃないよ」 首を振って >_04_Kuuya< 【クウヤ】「どうしようもないとか、そういう事じゃないんだ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あれはね、“俺の敵だったから殺した”、ただそれだけ。それが冥魔とか侵魔とか、そういうのは大したことじゃないんだ」 【クア】「…………」じー <_03_kusak> 【草香】(……ま、どうしようもない。仕方ない。で殺して、笑える人なんていませんから) 【クア】「そっか」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「さて…と。そういう事なんだけどどういたもんかな?」 【クア】「うん、そうだよね。そうじゃなくっちゃいけない」 クアは屈託なく笑う。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「??」 【クア】「よかった、本当に。クウヤがそういう人間で」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「よかった…のか?」 警戒は解かず、しかし相手の意図がイマイチ読めずに 【クア】「妹は……仕方なくとか、世界のためとか、冥魔だからとか侵魔だからとか運命だからとか、そんな理由で殺されたんじゃダメ」 <_03_kusak> 【草香】「……ふぅ」 【クア】「妹は、ただ単に殺された。その事実だけが残ればいい」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そうだけは断言するよ。俺は“世界の為”とかそういう理由で誰かを殺したりはしない…これ以上は、ね」 吐き捨てるように 【クア】「本当によかった! クウヤがそういう人で! やさしくなくて! 善人じゃなくて! 正義じゃなくて!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そいつはどうも」 【クア】「妹はクウヤがクウヤとして殺してくれたんだよね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ああ、俺が“俺の為に”殺したんだ」 【クア】「うん、だったら、うん。よかった。それなら…………恨める」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「まあ、やっぱりそうなるかぁ」 >恨める <_03_kusak> 【草香】「その人は。それ以外が出来るほど、器用な人間じゃあないですから」 クアの、狂気を孕んではいたが無垢であった表情が一変、人間のそれになります。 【クア】「許せない。妹を殺したクウヤ、絶対に許せない」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「許して貰おうなんて思っちゃいない」 【クア】「悪魔! 悪魔! よくも殺したな!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ああ、殺したよ。そしてこれからも殺す、何人でも、“自分の為”にな」 いつものように、冷笑し 憎悪もあらわに、クウヤを罵倒するクア。 【クア】「許せない……」 クウヤと草香から距離を取るクア。 【クア】「殺すの辞めたのを辞めた。やっぱり殺す」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「だろうね。となると…君も俺の“敵”って事になるのかな」 【クア】「敵……敵! うん、それでいい」 【クア】「敵になれば、クウヤはわたしも殺す?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「当然」即答 【クア】「あははは! あっははははは!!」 【クア】「ありがとう、クウヤ!!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「どういたしまして」 【クア】「あなたほど邪悪で、醜くて、酷くて、憎たらしい人は、きっと他にいないよね!!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「断言するよ。居ないだろう…あ、いや…“一人だけ”いたがまあ、アイツは俺がいずれ殺すからやっぱり“居ない”で間違ってないな」 【クア】「私も……クアも、だから、こんなにも邪悪になれる」 クアの尋常ならざるプラーナが爆発する。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…草香ちゃん、下がってて。つまらない喧嘩に巻き込まれたくないっしょ」 剣を抜いて 【クア】「あはは! あはは! じゃあねー、まずはクウヤとクアがぴったりちゃんと同じ場所に立とうか!」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…何?」 <_03_kusak> 【草香】「いえ。その必要はありません」 【クア】「クアは、いもーとを殺された。うん、なによりも、だいじなものをくーやぁに奪われた。だから……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「!!? まさか…待て!!」 【クア】「わたしも、くーやぁのだいじなものをうばう」 <_03_kusak> 【草香】「でしょうね……僕も同じ立場だったら……そうします」にこりと クアの目が……異常なほど見開かれ、邪悪な輝きを増す! 《人造災厄》 タイミング:常時 判定値:自動成功 難易度:なし 対象:自身  射程:なし 代償:なし 効果:このエネミーはGMの任意の災厄級エネミー特殊能力を1シナリオに1回使用できる。   この能力で使用する能力は、《消失の刻限》レベル9。対象は草香です。 <_03_kusak> ですよねー 草香は一瞬で脱力し、その場に斃れる。 って、間違えた、レベルとかないわw <_03_kusak> 【草香】「かっ……はっ」そして吐血 <_03_kusak> w >_04_Kuuya< 【クウヤ】「草香ちゃん!!?」 <_03_kusak> 【草香】「ふふふ……クアさん。貴方は実に……正しい」 【クア】「くさかー、ごめんね」 【クア】「くさかを殺さないと、くーやぁと同じ場所に立てないの」 <_03_kusak> 【草香】「それでいいんですよ、自分を通す。いいじゃないですか……そういうの嫌いじゃないです」 【クア】「くさかのこと忘れないよ」 <_03_kusak> 【草香】「それは……ありがとうございます」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「馬鹿、草香ちゃん!!」 慌てて駆け寄って <_03_kusak> 【草香】「馬鹿とは失礼ですね。クウヤさんも大概馬鹿じゃないですか」 <_03_kusak> 【草香】「それに……好きな人の腕の中で……っていうの。映画みたいで、実は少し……憧れていたんです」冗談っぽく笑って >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ちょっと待ってくれ…勘弁してくれよ、そういうのは!」 <_03_kusak> 【草香】「……クウヤさん」 <_03_kusak> 【草香】「クウヤさんも……僕のこと。忘れないでくださいね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そういう言い方、やめてくれってば…」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「くそ…なんで草香ちゃんなんだよ…」 【クア】「それが、くーやぁにとってだいじなものだから」 <_03_kusak> 【草香】「ふふふ……嫌です。僕、意外と邪悪ですから…………クウヤさんの心に僕を徹底的に刻み付けて……」 <_03_kusak> 【草香】「逝きます」とキス >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……ああ、そうだな…その通りだよ、まったく…藤哉に偉そうに説教垂れて自分は何甘えてたんだか」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……ホント、酷いよ、草香ちゃん」 そのキスを受け入れて <_03_kusak> 【草香】「現も所詮は夢……けれど……楽しい夢でした…………ありがとうございました。クウヤさん」 <_03_kusak> そのまま力が抜けて >_04_Kuuya< では、無言でそれを受けとめます >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…………夢、か……そうだな、夢を見てたんだ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そして、これが現実……か」 表情のない瞳で、笑い >_04_Kuuya< 【クウヤ】「………………………アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」 【クア】「くーやぁ」 【クア】「その人、まだ生きてるよ。これから死ぬの」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「………なに?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「………どういうことだ?」 【クア】「ことばのとおり」 クアが天を指差す >_04_Kuuya< それを見上げる そこには、紅き月が昇っている……これは忘却世界では珍しいことだ。 その月が、少しずつ欠けていっている。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「紅い…月? だけど、それが欠けてる?」 【クア】「あの月が全部欠けてしまったとき、くさかは死ぬの」 【クア】「止めるには、クアを殺せばいいの。簡単でしょ?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…それは良い事を聞いたな」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…じゃあ、今殺そう」 【クア】「うん、うん。ほんとーにくーやぁはいいなあ」 【クア】「でも、さ。なんでこんなこと、わざわざ教えたと思う?」 クアの口が悪意に歪む。 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「より絶望させたい為」 【クア】「そのとおり」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「お前には今俺には殺せない何かがある」 【クア】「くーやぁはほんとうに邪悪だね」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「普通に考えれば判る事だろう」 【クア】「ちょっとつまんないけど」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「まあ、それでも殺すが」 【クア】「くーやぁ……」 クアは両手を広げる >_04_Kuuya< 【クウヤ】「うん?」 【クア】「クアを殺すなんて簡単だよ? さあ、やって」 >_04_Kuuya< では、躊躇いもせず、呼びだした箒でザックリと では、その瞬間クアは《幻惑逃走》で退場します >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…逃げた、か」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…だったら、あとは追いかけて殺すだけ、だな」 心底、嬉しそうに笑う     ●シーン10 シーンプレイヤー:十六夜 藤哉は自動登場   んー、どっちがいいかな。戦闘始まる前と、戦闘後。 戦闘後の場合、藤哉は負けたことになります。 <_06_Touya> 冷静じゃないので負けます。(真顔 おお、そうすると、実はボーナスがあるw まあ、今回はわからないが   【スラ】「……流石、といったところか」 スラはかなりの手傷を負い、満身創痍と言った風だ。 一方、藤哉は倒れ伏し、身動き一つとることができない。 <_06_Touya> 【藤哉】「――別に、それを気にすることもないんでしょう」倒れたまま、声を発して 【スラ】「そのとおり。今更お前に払う敬意などひとつもない……迅速に、使命を全うするのみ」 藤哉の側に立つスラ。 【スラ】「……しかし、お前に関わる人の罪を問うつもりはない。お前が誰かを助けたいというなら、その望みを叶えてやる」 【スラ】「お前は一体、誰を救いたかったのだ……?」 <_06_Touya> 【藤哉】「…助けたい、じゃあ遅いんだ」 <_06_Touya> 【藤哉】「守りたい…でも、それは、分からないんだ。 その根幹が…どこにあるのか」 【スラ】「散文はいらん。誰を、どうして欲しい?」 <_06_Touya> 【藤哉】「どうにも、して欲しくない」 【スラ】「度し難い男だ。まったく、最期の最期まで」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁ待て待て。勝負はついたし、そこから先は月並みな台詞で悪いが、俺も参加させてもらうぜ」ここまでは仇討ちには手出し無用と思ったらしい 【スラ】「……あなたにはクアを送っていただいた恩がある。やりたくはない」>十六夜 <_06_Touya> 【藤哉】「いいです、十六夜さん。 僕は…」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁこっちも仇討ちに口出したくはあんまり無いんだが…ま、しょうがないだろ。藤哉の仲間なんだから、さ」やれやれ、と軽く嘆息して笑い 【スラ】「誤解があるようだ。わたしは敵討ちのためにその男を殺すのではない」 【スラ】「使命だ」 <_06_Izayo> 【十六夜】「あらま?てっきり会話の流れから言って件の妹の仇討ちとばっかり思ってたんだが違ったのかい?」 <_06_Touya> 【藤哉】「さっきも、言っていたじゃないですか。 使命、だと」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…お前も割りと元気だな」そっちからツッコミ来るか、と 【スラ】「そこにいる坂上藤哉は、まだ誰も殺していない。正確には、わたしの親類縁者、関係者に及ぶすべてに対して危害を加えていない」 <_06_Touya> 【藤哉】「口だけ、です。 …そこまで、教えてくれるんだ」 【スラ】「だが、“ある方”が坂上藤哉を危険と判断した。だから消す」 【スラ】「話に聞いていただけでは理解できなかったが……死合ってわかった。坂上藤哉は死ななければならない」 <_06_Touya> 【藤哉】「…だ、そうですよ。 参ったなあ」 【スラ】「…………」 <_06_Izayo> 【十六夜】「…うーむ、なんだ。そう言われると逆に、コイツがどこまで行くのか見てみたくなるのが俺の好奇心っつーことで」 【スラ】「…………参ったな」本気で困っている模様 <_06_Izayo> 【十六夜】「はっはっは、こっちも同じ気分だよ。まさか真っ向から藤哉に勝つそちらさんと一戦やろうって気になるとは」こっちは楽しそうに 【スラ】「退いては、いただけない……か」 スラは、そう呟くと踵を返す。 【スラ】「私は手加減ができない。やれば殺してしまう……だが、あなたを殺したくはない」 【スラ】「一度だけだ。姉を送り届けてくれた恩を一回だけ、返させて貰う」 <_06_Izayo> 【十六夜】「まぁ、真正面から勝てる気は確かに無いな俺も」 【スラ】「わたしの使命はあくまでわたしの都合……誰かを納得させられるものでは到底ない」 【スラ】「弁舌が立たぬ自分に腹の立つばかりだが」 【スラ】「そいつも放置すれば死ぬかもしれん。その可能性に、賭けてみるとするか……」 スラはそのまま去っていく。 <_06_Izayo> 【十六夜】「ん、あぁそうだスラ嬢ちょっとタンマ…って行っちゃったか」 【スラ】「なんだ」立ち止まるよ <_06_Izayo> 【十六夜】「ん、いやクア嬢ちゃんがおしるこ飲んでたんでな。どうせだしそっちにもおごるよ」二人が戦ってる間に自販で買ったお汁粉をパス おしるこ受け取り 【スラ】「姉の好物だ。渡しておく」 今度こそ去ります <_06_Izayo> 【十六夜】「できればスラ嬢に飲んで欲しいんだけどねぇ」苦笑しながらその背に手を振り <_06_Izayo> 【十六夜】「で、藤哉生きてるかー?」(遅 <_06_Touya> 生きていていいのかな?(何 いいよw <_06_Touya> 【藤哉】「…まあ、生きてます」 <_06_Izayo> 【十六夜】「んじゃまぁ帰りますか。色々やることはあるだろうが、命あってのものだねってことで」よいしょっと背負い <_06_Touya> 【藤哉】「…すみません。 なんか、こう。 物凄く居た堪れなくて」 <_06_Izayo> 【十六夜】「はっはっは、カッコイイだけの奴なんざいないさ」       ■エンディングフェイズ   ●シーン11 シーンプレイヤー:クウヤ 全員登場   舞台はどっちがいいかなぁ <_06_Touya> どちらでも。偶像スタジオのままがいいんだろうけれど クウヤが藤哉に別れを言いに行くほうがよさそうか >_04_Kuuya< かなー では、撮影の終わった採石場で 藤哉を背負った十六夜、草香を抱きかかえたクウヤが夕日を挟んで出会う、というシーンにしよう。 >_04_Kuuya< ですね、では…こちらで演出させて貰ってよろしい? >登場シーン あ、演出はやりたいのがあるならそちらでも >_04_Kuuya< 草香は、夜明辺りに預けてきましたって事の方がいいかな わかりました >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……」 では、旅装束に着替えてフラリと藤哉の前に現れます >_04_Kuuya< 【クウヤ】「草香ちゃんが、“殺された”よ。俺のせいでな」 ポツリと <_06_Touya> 【藤哉】「…そっか、"殺された"んだ」そう返して <_06_Izayo> 【十六夜】「…」ここは背景に徹するべきだろうなぁ、と思いつつ >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…ああ、俺が甘えてたせいだ」 <_06_Touya> 【藤哉】「それで、どうする?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「この借りは返す。“俺はお前の様には躊躇わない”」 藤哉を静かに見つめ <_06_Touya> 【藤哉】「…それでいいよ。クウヤも、躊躇わないでいいんだ。 僕には出来ない、けれど」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「草香ちゃんが死んだのは、俺がこうなっちまったせいだからな…それをここで捨てていく」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「俺は、もう一度“紫堂空也”に戻る。だから…お別れだ」 <_06_Touya> 【藤哉】「…行ってらっしゃい、空也。 僕は、変わっているかもしれないし、そうでないかもしれない」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「お前に散々偉そうな説教しといて、自分が一番判っていなかった。“自分がなんであるか”…そんなもの一番理解していた筈、だったのにな」 <_06_Touya> 【藤哉】「自分が一番、ごほっ、見えないもの、らしいよ」咳き込んで、軽く吐血して >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…それでも、此処が…この場所が……ああ、居心地が良すぎたんだな。それが夢だって知りながら、目覚めるのを拒みたいように」 <_06_Touya> 【藤哉】「…夢、か」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「夢だよ。いつかは覚める、夢だ」 <_06_Touya> 【藤哉】「なら―早く夢から、覚めるんだ。 紫堂空也」十六夜から、強引に降りて >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ああ、夢から覚めて俺は、本当の自分に…“自分が一番嫌いな自分”に戻るよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「だから、その最後に…」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…………藤哉、真白を…あのうさぎを助けたいか?」 <_06_Touya> 【藤哉】「…うん」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あれの正体を知ってなお、助けたいか?」 <_06_Touya> 【藤哉】「クウヤ、僕は今回…正気じゃなかった。惑わされて、トチ狂っていた。 でも、ちょっと落ち着いたら…簡単だ。 助けたいものは、助けたい。正体なんて、関係、ない」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そう…だな。たとえそれが泡沫の夢だとしても」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「………藤哉、“あの時の事”覚えているか? いや、あのときは“クレイトス”か」 <_06_Touya> 【藤哉】「…覚えてるよ。 忘れるわけ、無いじゃないか」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ああ、なら思い出せ。“お前はあそこに行った事がある”筈だ」 箒を、月匣から引き抜き >_04_Kuuya< その周りに5つの宝玉の欠片が浮かぶ >_04_Kuuya< 【クウヤ】「お前の道を貫くなら“魔王の力なんざ借り”るんじゃねぇ!! 自分で行って取り返して来い!!」 <_06_Touya> 【藤哉】「みんな、痛いことばっかり…ありがとう」頷いて。           「…また会えるか分からないから、今のうちに言っておく。 君が一番嫌いな君だって、相当、御人好しだと思うよ」死に身体で、深く苦笑して >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“だからこそ”俺は自分で自分が一番嫌いなんだよ」苦笑い <_06_Touya> 【藤哉】「…分かるよ。 それは、今の僕が否定したけれど、選んでいたかもしれないもの、だから」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「創造者たちの御手…この箒の真名はそんな名前らしい」 宝玉を吸い込み、変貌していくそれを藤哉へと向け >_04_Kuuya< 【クウヤ】「その力は―――『新しい創造を生む為の破壊』だ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「これで、今からお前を破壊する――坂上藤哉は今、もう一度死ぬ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そしてその魂は、魂が輪廻する場所――死者の国へ向かうだろう」 <_06_Touya> 【藤哉】「…ごめんね。 やることがあるのに、手間をかける…」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……知っていたか、藤哉? あのとき、お前を背後から貫いた、守護天使はな」苦笑し >_04_Kuuya< 【クウヤ】「それでも、“お前に自分と同じ道に戻って欲しかった”んだよ。だから、この剣でお前にトドメを刺した――転生させる為にな」 <_06_Touya> 【藤哉】「…ほんの少しは成功していたよ。 だって…自分がそれほどに固執する理由を、欠落してしまったから」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「だが、お前は思い出した。そしてあのマキシマムとも決着をつけた…だから、もう一度戻って来い。冥府の底からでも、あのうさぎを連れてな」 >_04_Kuuya< 剣を振りかぶり <_06_Touya> 【藤哉】「…じゃあ、"行って来る"」微笑んで >_04_Kuuya< 【クウヤ】「俺にはこの剣を使うのは無理だと思ってた…だが、草香ちゃんを亡くしてようやく理解したよ」 苦笑し >_04_Kuuya< 【クウヤ】「結局俺は、“これを使う為に作られた者”だってことにな。だから、使えない筈はないんだって」 <_06_Touya> 【藤哉】「皮肉だよね。 何かを失って始めて気づく…しかも、大体が嫌なことだ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「じゃあな、藤哉。どちらにしろ、多分…お別れだ」 <_06_Touya> 【藤哉】「世界は、歪んでいて、不公平だ。 でも…たまに、奇跡が起こる。だから、捨てたものでも、ない」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「出来れば、お前とはもっと違う形で決着をつけたかったよ…でも、それも“夢”だ。此処で捨てていく」 <_06_Touya> 【藤哉】「運がよければ、 また、会える」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「結局、最後まで俺は、お前には勝てなかったな…一度も」 そう言って、箒を振りかぶり…振り下ろす <_06_Touya> 【藤哉】「僕は…」勝ってなんかいないんだよ、そう、言おうとして…箒が迫り… >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あばよ、親友…」 最後にやはり、聞こえないと知りながら呟き…     ●シーン12 シーンプレイヤー:クウヤ   では、希望どおりに、ニートに電話するシーンです。 >_04_Kuuya< では、藤哉が居なくなった崖の上でレイフォンをとりだし >_04_Kuuya< もう、いまやキーを見もせずに指が覚えた番号を押して… >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…先輩、こんな時間にすみません」 モロニートへと電話を 【モロニート】「おう、どうした」眠そう >_04_Kuuya< 【クウヤ】「最後にお別れを。せめて先輩にだけは、と」 【モロニート】「お別れぇ〜?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ええ、俺は…ラビリンスシティのクウヤは此処までです。今日までお世話になりました」 【モロニート】「はあ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あと、草香ちゃんが大変な事になっちゃってて…そっちは夜明とかに頼んでおいたんですが、そっちもお願いします」 【モロニート】「草香が? ……なんだ、本当に一体何が会ったんだ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「草香ちゃんは俺が救います。そして、真白も藤哉のやつが必ず救いだします」 【モロニート】「真白? 藤哉? お前、何を言って……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“夢”が終わったんです。それだけですよ」 寂しそうに笑い 【モロニート】「……そうか。終わっちまったのか」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…あの日、ネットゲームであなたに会ったときから紫堂空也が見続けていた“夢”は終わりました」 【モロニート】「じゃあ、計画を始めるんだな」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…どうでしょう、俺は藤哉とは違いますから」苦笑し 【モロニート】「お前の場合、始めるんじゃなくて始まるのか。んでもって……」 【モロニート】「始まるのは計画じゃなくて、現実か」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……ええ、ずっと目を反らし続けた現実です」 【モロニート】「言っておくが、お前ほどのニートが更正するのは半端なくキツいぞ? 覚悟はできてるのか?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「覚悟かぁ…困ったな、出来てないかも…まあ、でも多分何とかなります」 【モロニート】「阿呆。嘘でもいいから、できてるって言え。でないと、送り出せんだろうが」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…草香ちゃんが目を覚ましたら、よろしく言っておいてください」 【モロニート】「断る」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…酷いなぁ、先輩」 【モロニート】「どこがだ。お前のほうがよっぽど酷いぞ?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そうですか?」 【モロニート】「今日あったことを、目が覚めた草香に話したら、私はどうなる?」 【モロニート】「今度はエイミーを怒らせるぐらいでは終われない」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そこはそれ、大魔王たる先輩のお力を期待してます、って事で」 苦笑して 【モロニート】「私の《カリスマ!》効くかなぁ……それとも別の誰かに任せるか……」 【モロニート】「ともかく、お前の頼みは断る。どっか別をあたれ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……先輩しかいないから頼んでるんじゃないっすか―」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…草香ちゃんに“紫堂空也”は相応しくないんですよ。だからもう会いません。そういう事です」 【モロニート】「なんというかだなぁ……」 【モロニート】「私はぶっちゃけ、お前の過去とか何も知らんし、知りたいとも思わん」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「俺も、先輩とはそういう話をしたいとは思いません。藤哉とは違いますから」苦笑し 【モロニート】「私の知ってるクウヤなら後輩だが、“紫堂空也”は私にとって後輩といえるのか?」 【モロニート】「“紫堂空也”とやらの頼みを聞く義理は、私にあるか?」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…ああ、そうだ、違いますね。“紫堂空也”はあなたとは何の縁も無いただの殺人鬼でした」 自嘲気味に笑い 【モロニート】「そうだ、そのとおり。ないんだよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…そうですね、お門違いでした、すみません」 【モロニート】「覚悟ってのはそういうことだろ。捨てるのは簡単だが、守るのは難しいって剣心も言ってたろ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…はは、そうでした」 【モロニート】「もし、お前が俺の知らない他人になっちまうっていうなら、草香のことについても悔いを残していけ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「ホントね、捨てるのは楽ですよ…実感してます」 苦笑し 【モロニート】「ニートピアに心残りを置いていけ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「先輩、酷いなぁ」 【モロニート】「いいか、どっか捨てきれないうちは、人間、一番居心地のいいところに戻ってきてしまうんだ」 【モロニート】「私を見ろ!」 【モロニート】「何一つ捨ててない結果がこれだ。むしろ、別のものをいろいろ投げ捨ててるが」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「そんな事言われたらまた未練が残っちゃうじゃないですか、“夢”に」 【モロニート】「うむ、それでいいんだクウヤ」 【モロニート】「お前は覚悟なんか何一つできちゃいない。現実に帰り更正することなんか、全然できやしない」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「先輩はきっと、いつまで経ってもそうなんだって、思いますよ…ええ、そうで居てください」 【モロニート】「夢に酔った人間はそう簡単には目覚められないんだよ……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「“夢”かぁ…」 【モロニート】「ま、いい。自分を見つめなおすにはいい機会かもしれんから。お前が過去に立ち帰り現実を見つめようっていうのを止めようとは思わん」 【モロニート】「だが、どうしてもまた夢を見たくなっちまったら、俺んところへ来い」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…そうですね、もしこれが終わって、気が向いたらまたお邪魔します」 【モロニート】「どうせお前と同じ後釜に入ろうなんて物好きはひとりもいやしないんだからな」 【モロニート】「そうしろ。覚悟ができちまったなら……まあ、そのときはそのとき。好きにしろ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…その時は“クウヤ”をまたよろしくお願いします」 【モロニート】「ああ、後輩の頼みだからな」 【モロニート】「……で、一番肝心なことを聞いてなかったんだが……」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…はい?」 【モロニート】「草香はどうした? 藤哉はどうなった? あと、真白って誰だっけ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「えーと…その辺は蛇足なんで、十六夜とかその辺に聞いてください。なんつーか、藤哉は死んじゃいました。あと、真白はうさぎっす」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「つーかまあ、藤哉は俺がぶっ殺しちゃったようなもんなんすけどね。まあアイツは文字通り、殺しても死なない奴なんで何とかなります」 【モロニート】「蛇足の中に重要事項が多分に含まれる予感がするんだが、全然意味わからん! お前、ちょっとこっち戻って詳しく説明しろ、コラ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「あははは、じゃあ、その辺も“未練”って事で。気が向いたら全部話に戻りますよ」 【モロニート】「……ったく、口のうまさは誰に似たんだ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「口のうまい先輩が一人居るもんで」 【モロニート】「まあ、いい、もう! わかった! とりあえず、寝る! お前、帰ってきたときに積みゲーが残ってると思うなよ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「…そいつは勘弁してもらいたいなぁ…まあ、先輩―――ありがとうございました」 【モロニート】「うむ。いってらっしゃいだ」 >_04_Kuuya< 【クウヤ】「……ええ、『いってきます』」 >_04_Kuuya< と電話を切るところでシーンエンドかな?w OK     END