今回予告   戦線は膠着し、泥沼と化す一方、 ミリティアは未だ主力MTの不足に苦しんでいた。 アルマと言えど騎士級の前には木っ端と同じ。 濁流を防ぐための防塁でしかない。   その濁流に対するは機甲猟兵。   モナドライダーという最低野郎。 その血すら啜る、戦場の蛭。 ただ一人で戦いに向かう男は、 MTを見捨てたのか、MTに見捨てられたのか。 戦場を彷徨い、 その最底辺へと行き着いた男。   眠りを忘れた猟兵にとって、 遠くで弾ける鉄のドラムこそが子守唄。   異界戦記カオスフレア MTイグルー 第二話「戦場の蛭は雨音に眠った」   ハンドアウト   PC1 推奨ブランチ:VIPER 推奨コロナ:聖戦士 シナリオパス:原隊への執着 モナドライダーという最低野郎の血すら啜る戦場の蛭、機甲猟兵。 生身でMTと渡り合う、懲罰部隊として編成されたそれが、君の兵科だ。 かつては将来を期待されていた君も、致命的なミスで機体を失って、今ではこのザマだ。 とはいえ、君は割合、今の部隊が気に入っていた。皆が皆、同じ境遇だったからだが。 技術試験艦ロジャーヤング所属、ラスチャック愚連隊。それが君の部隊。 そして生還した君を待っていたのは、更なる戦いへの招待状。 所属艦をムスペルヘイムへと移しての、試験続行の辞令である。 ―――まだ、眠るわけにはいかないのだ。     PC2 推奨ブランチ:アスリート 推奨コロナ:星詠み 推奨パス:対MT猟兵への無謀 技術試験部隊が体の良いモルモットでしかないことは知っていた。 どんな無謀な、あるいは欠陥をかかえた兵器が送られてくることも、はっきりと自覚していた。 だがその覚悟は甘かったと言わざるを得ない。 リオコルノとの戦闘により、追い詰められつつある上層部は窮余の策として生身の人間をMT駆逐のために駆り出すと決定したのだ。 対MT猟兵。 以前から存在は噂されていた存在。 それが正式な兵科として採用される、直属の上司から告げられたそれは決定だった。 たとえ時間稼ぎのためだとしても、いや、だからこそ、この決定は多くの将兵の命を無為に失わせるだろう。 この状況下で自分にできること。それは、何なのだろう…     PC3 推奨ブランチ:艦長 推奨コロナ:光翼騎士 推奨パス:旧友への驚愕 詳細:ミリティア技術試験部隊の母艦、その艦長が君だ。 その君の部隊へと、新たな指令が下る。 僚艦である戦艦ロジャーヤング所属ラスチャック愚連隊より送られてきた、一人の歩兵。 対MT戦術構築のため、彼ただ一人による騎士級攻撃を実行せよ、と。 そして彼と出会うということ、それは君に驚愕の再会をもたらせた。     PC4 推奨ブランチ:コーポレート 推奨コロナ:執行者 推奨パス:新兵科への落胆 この部隊へ送られてくるものにろくな兵器があるわけではない。 それは分かっていた。だが、ここまでひどいとは。 歩兵でMT相手に時間稼ぎを必要とするとは、ファイフはいよいよ追い詰められているらしい。 とはいえ、文句を言っても始まるまい。 この態度の悪い猟兵の根性を叩きなおさねば。     <_12S_Kane> PC1:ケイン・シュライネン伍長 <_12S_Kane> 対戦車猟兵。現在は対MT兵士――機甲猟兵である。 <_12S_Kane> 生き残る為にありとあらゆる手段を使い、友軍兵士の死体をトラップに使うため、 <_12S_Kane> 自らを「最低の存在」であるMT乗り、その生き血すら啜る『戦場の蛭』と自嘲する。 <_12S_Kane>   <_12S_Kane> 本来ならば、MT部隊の隊長になっていてもおかしくない人物。 <_12S_Kane> 元はファイフの極めて優秀な猟師であった。 <_12S_Kane> 幼馴染が士官学校に入学し、それにあわせてミリティアに志願。 <_12S_Kane> 友人達が士官への道を進む中、学歴から一兵卒以外の道を許されず、 <_12S_Kane> 所属部隊は治安維持として派遣されたターエファイト王国にて壊滅。 <_12S_Kane> ただ一人生き延び、機甲猟兵となった己に、酷い劣等感を抱いている。 <_12S_Kane>   <_12S_Kane> 不眠症(戦闘神経症)の疑いあり。 <_12S_Kane>   <_12S_Kane>  使用装備:対MTライフル「Hirudinea」 <_12S_Kane>  ウルティマ・ラティオを基に開発された試作銃。 <_12S_Kane>  銃身が12.7mm口径から17mm口径へと交換され、 <_12S_Kane>  専用弾として全長160mmの鉄鋼弾を採用するなど、 <_12S_Kane>  ほぼ完全に別の銃器となってしまっている。 <_12S_Kane>  MTパイロット用のゴーグルと接続することで、 <_12S_Kane>  スコープを覗かずとも照準情報を網膜に投影可能。 <_12S_Kane>  装弾数は3+1。 <_12S_Kane>  装甲貫徹杭を発射するユニットを装着できる為、 <_12S_Kane>  パイルバンカー・カスタムとも呼称される。 <_12S_Kane>  全長450mmのダマスカス鋼製の杭を、液体炸薬で発射。 <_12S_Kane>  鹵獲した準騎士級MTの装甲を貫通する威力を持つ。 <_12S_Kane>  だが装弾数が一発であることとあわせ、 <_12S_Kane>  光速機動を行う騎士級MTに接近することは自殺行為でしかなく、 <_12S_Kane>  技術試験課では「三千世界一役に立たない装備」と評価されている。 <_12S_Kane>   >_03H_Rufi<   >_03H_Rufi< ルフィア=アンドリューズ 光翼騎士/富嶽(艦長) 25歳/女 >_03H_Rufi< ファイフの実験艦ムスペルヘイムの艦長、階級は大尉。 >_03H_Rufi< 先日の戦いで、艦・乗員ともに、対騎士級クラスの実戦では使い物にならないと証明されたオチコボレ艦長。 >_03H_Rufi< 今回はかつての親友との再会が待っているのだが・・・ >_03H_Rufi< http://www23.atwiki.jp/cfonline/pages/426.html >_03H_Rufi< 以上。 PLはNagiです、よろしくお願いします     <_11C_Aruh> PC2:アルフレッド・ガバナー <_11C_Aruh> ファイフの中流階級の出身で、界渡りの技術に魅せられて、技術士官として軍へ入った青年。 <_11C_Aruh> ファイフは技術者の養成のため、協力関係のあるネフィリムに対して留学生を送り出しており、 <_11C_Aruh> 彼もトリニティ大学を卒業している。 <_11C_Aruh> 卒業後、悪化する戦局故に即座に技術試験部隊へと配備されるが、 <_11C_Aruh> そこは・・・ <_11C_Aruh> 星詠み/ネフィリム/アスリート <_11C_Aruh> 23歳のボンボン士官です <_11C_Aruh> 今回はエピナが担当します。他人のPCを使うのは初めてw よろしくおねがいします <_11C_Aruh>   <_12D_Toto>   <_12D_Toto> ”トト”サルバトーレ・バレージ  ♂ 28歳 <_12D_Toto> ネフィリム/コーポレイト <_12D_Toto> サルヴァトーレの名の示すとおり、救世主的手腕でヴィンランドの利権を取り戻したエリート社員。 <_12D_Toto> しかし、タックスマンに濡れ衣をきせられ、あえなく左遷、ファイフへの出向となった。 <_12D_Toto> 自信家でどんな状況でもあきらめないのが彼の長所であり短所だが、この部隊では+に働いているようだ。 <_12D_Toto> http://www23.atwiki.jp/cfonline/pages/423.html <_12D_Toto> 以上、PLは如月葉月です、よろしくお願いいたします。 <_12D_Toto>     はい、というわけで本日イグルーGMを引き継がせて頂きますhirです どうぞよろしくお願いします。     【オープニング】 シーン1 シーンプレイヤー:アルフレッド   それほど長く離れていたわけではないのに、久しぶりに訪れると感じられる技術本部。 もう君も受付も慣れたもので、直属の上司であるマリア博士の元へとすんなりと通してくれた。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「アルフレット・ガバナー技術中尉、参りました!」 扉を開けると、いつも通りの彼女の顔があった。 ―――いや。 その表情はどことなく暗い。 <_11C_Aruh> じゃあ、そのことに気づかずにいつもどおりに入室。 【マリア】「お久しぶりね、アルフ。で、さっそくで悪いんだけど…」 彼女らしくない口調。どうも気が進まないのらしい <_11C_Aruh> 【アルフ】「はっ……新型機のテストだと聞いておりますが」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「お気分でも優れませんか……?」 【マリア】「いえ。ありがとう。『新型機』…か。それならどれだけよかったことか」 【マリア】「さて、今回あなたに担当してもらうものなんだけど……」 手元のコントローラーを操作してモニターに現れたのは、 君の眼にも信じられない……いや、信じたくない内容なものだった   その内容―――要約すれば『既存の兵器を用いた歩兵によるMT迎撃の可能性の追及』 かなり前から噂だけはあったが… 【マリア】「戦況逼迫により急遽考案された新戦術の実証。それがあなたたちの任務よ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「無茶苦茶です! これでは……ッ! 装備者は死ににいくようなものではないですか!」 【マリア】「ええ、そうね……でも、現実に生身でMTや宇宙戦艦はおろか、アポルオンでさえも滅ぼす者がいる……」 【マリア】「上層部は、そんな「英雄」が実在することを言い訳にして、…いえ、やめておきましょう。詮無いことを言ったわね」 【マリア】「…行きなさい」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「最近のMTの対人兵器は、最適化されています! これでは、あっという間に……」 【マリア】「これは命令です」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「承服できません! 実験ごとに死者が出ますよ」 【マリア】「…これは、命令よ。あなたも軍人なら理解できるわね?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……ぼくは……軍人になった覚えは…………」と言いかけて <_11C_Aruh> 一ヶ月前、試験隊配属になったことを喜んでいた自分を思い出す。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……こんな、はずじゃ……」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「………………」 <_11C_Aruh> 敬礼をして「……命令を受理、します」 では、アルフが出て行った扉を見て一言 【マリア】「私だって軍人じゃないのよ…」机に突っ伏して泣く     シーン2 シーンプレイヤー:ルフィア&トト   ―――ファイフ国営放送より 『4月1日、ついにリオコルノ側への反撃が開始されました。 リオコルノ側の脆弱な戦力は我がファイフの誇るMTの前になす術もなく、 我が軍は各地で破竹の快進撃を続けております。 政府は遅くとも9月までにはリオコルノ領を掌握できるものと発表致しました』   ムスペルヘイムの艦橋に流れる宣伝放送 君たちはもちろん知っている。 この放送が偽りであることを <_12D_Toto> 【トト】「なるほど、まさに大本営発表というわけだ。どの弧界でも同じものなのだな」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・」 前回の戦いで、軍部の非道さを知り、複雑な心境でモニターを見ている 【航海長】「艦長・・・」 【操舵士】「(こっそり)ほら、トトさん、慰めてくださいよ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・分かっている、分かっているわ。 これが戦争なんだって事ぐらい・・」 唇を噛み締めて 【通信士】「(うがー!なんでこんなウジウジしてやがるんだうちの艦長はー!!?)」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】(それでも・・・勝利を信じて戦っている兵士達を偽ってまで、戦い続けなければならない理由は何?) >_03H_Rufi< ドンドン自分の中で負の感情が増していく 【操舵士】「(こっそり)いや、なんてーかあの状態の艦長に物を言えるのはトトさんとアルフ中尉くらいのもんなんで・・・」 <_12D_Toto> 【トト】「何か不満があるのかね?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「不満? アナタだって見たでしょう? 上のやり方を・・・」 >トト >_03H_Rufi< 【ルフィア】「私は・・・信じていた。 この戦いの正当性を・・・自分達の正義を」 <_12D_Toto> 【トト】「何故信じきれない?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「だって・・・そんな物、上辺だけの作り物でしかなかった・・・私たちは上に偽の情報で踊らされ利用されるだけの・・・」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「私たちは・・・何を信じて戦えばいいの?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「私は・・・誰を信じて部下を死地に送り出すような命令を下せばいいの?」 <_12D_Toto> 【トト】「ふむ……まずは君自身を信じたまえ。そして次にこの艦とそのクルーを、最後にそれ以外を信じればいい」 【通信士】「(艦長交代しないかなあ) >_03H_Rufi< 【操舵士】(はぁ、やっぱり駄目だなぁ、この人。 いい人なんだけど軍人向きじゃないよなぁ) >_03H_Rufi< 【砲撃士】(艦長がこれじゃ、今度実戦に巻き込まれたらこの艦終わりだな) そんな時だった 【通信士】「入電!」 【通信士】「発:総司令部 宛:ムスペルヘイム」 【通信士】「新規任務の機材並びに人員を受領せよ、とのことです」 >_03H_Rufi< 【副長】「艦長、新たな指令です」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】(指令? 前回おめおめと貴重なベテランパイロットを失った上、任務にも失敗したこの艦に?) >_03H_Rufi< 【砲撃士】「新たな機材・・・また欠陥込みの新型機もどきじゃないっすか?」苦笑しながら <_12D_Toto> 【トト】「貴様、今なんといった?」 >_03H_Rufi< 【砲撃士】「あ、いえ・・・すみません、軽率な発言でした・・・」 <_12D_Toto> 【トト】「二度と、この艦でテストするものを欠陥品などと呼ぶな」 >_03H_Rufi< 【砲撃士】「す、すみません・・・」 と縮こまる >_03H_Rufi< 【ルフィア】「喧嘩はそこまで! でも今の時期に妙ね? サルバトーレ監察官、アナタは何か聞いている?」 ちなみに何も聞いてません <_12D_Toto> 【トト】「いや、何もきいてはいないが、次のテストであろう事は予想はつく。艦長、先ほどの話の続きで一言だけ言っておく」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・何か? <_12D_Toto> 【トト】「キミの正義にはそわない状況かもしれないが、キミが艦長を続ける以上、キミの手には可能性があり続ける。            責任のある立場というのは、取捨選択をせねばならんがな」 <_12D_Toto> 【トト】「つまるところ、あきらめるなということさ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・ありがとう、査察官。 ごめんなさいね、気を使わせて」とよわよわしく微笑む >_03H_Rufi< 【ルフィア】「貴方、最初思っていた印象より、ずっと優しい人ね」と笑う <_12D_Toto> んじゃ、台詞はないが予算獲得×4しとくぜw     シーン3 シーンプレイヤー:ケイン   凄まじい地響きの響く中、君は塹壕に身を潜めていた。 魔獣神《キマイラ》とも、巨人族とも、 ましてやあのアムルタートの糞ったれな竜どもとも異なる特有の足音。 それは一歩一歩着実に、君へと近づいてきた。 今の君にできるのは、敏感な奴らのセンサーに引っかからないのを祈る事だけ。 <_12S_Kane> 【ケイン】「……まったく、工兵の奴らサボったな。塹壕が浅いじゃないか」小声で毒を吐く。 身にこびり付いた血と鉄と硝煙の匂いを洗い流す豪雨の中で、震えながら君は待ち続ける。 <_12S_Kane> 体温は下がっている。熱源探知は効かないはずだ。 <_12S_Kane> 防弾マントを口元に巻きつけ、只管に呼気を殺す。白い息ほど目立つものはない。 不意に足音が止まる。 何かがこすれるような音 君は知っている。それは、MTの首間接の駆動音 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………………」長銃を抱えたまま、文字通り息を殺して待つ。 ―――警戒音、と言い換えてもいい。 <_12S_Kane> ここには何もいない。ここには何もいない。俺は死体だ。それ以上でもなく、それ以下でもない。 <_12S_Kane> 掃討射撃なぞ弾丸の無駄だぞ。時間を節約するためにも、さっさと行ってしまえ。 駆動音はしばらく続き、唐突にまた地響きが始まる。 <_12S_Kane> 【ケイン】「………………」まだ動かない。 <_12S_Kane> 塹壕に逃げ込んで死んだ、友軍の死体の山の中に埋まったまま。 <_12S_Kane> まだ動かない。 その音は近くまで届き、そして遠ざかる ゆっくりと、確実に。 <_12S_Kane> 【ケイン】「……………は、ァ」 <_12S_Kane> 起き上がると同時に、死体の懐を漁り、弾薬を回収する。 <_12S_Kane> わかりきった理屈だ。死人は銃を撃たない。 そう、死人は銃を撃たない……他の世界では <_12S_Kane> 【ケイン】「………Amenだ。 とっとと移動しないと不味い」 <_12S_Kane> 銃を引っつかみ、移動を試みる。 それを試みたその時、 <_12S_Kane> あのMTに戦いを挑んで死ぬにしろ、自陣への撤退を試みるにしろ、ゾンビ相手に使える弾丸はない。 うめき声。足音。こぼれる内臓の音 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………ったく、リオコルノの奴らッ 葬式ぐらいしろってのに……」 【死霊】『何故だ。何故お前だけ生き残ったーーー?』 【死霊】『寒い寒い寒い―――』 【死霊】『アアアーーー!!』 彼らが群がり、そして―――   暗転   ―――何の変哲もない兵員輸送車 その部屋で、君は目を覚ました <_12S_Kane> 【ケイン】「………………」 <_12S_Kane> 銃を抱えたまま、壁に寄りかかって座っている。 君は思い出した ここはあの戦場ではない。辞令を受け、移動中だ いつの間にかウトウトしていたようだ <_12S_Kane> 【ケイン】「……」車内の時計を見上げる。最後に見た時から、僅か数分だ。 <_12S_Kane> ウトウトという程でも無い。あれ以来、ほぼまともに眠っていないのだから。 【運転手】「よおー兄ちゃん! 凄い悲鳴だったが大丈夫かいー?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「問題は無い」簡潔に答えて、ライフルを床に置く。 <_12S_Kane> 【ケイン】「それより、確か――次の移動場所は、何処かの戦艦だったか?」 【運転手】「うーん?ああ、なんとかってー戦艦だあよ。富嶽から友好のあかしにもらったって話の」 【運転手】「なんだったっけかなー。―――ああ、思い出した」 <_12S_Kane> 【ケイン】「戦艦、となると……MTは寄ってくるな、確実に」 【運転手】「ムスペルヘイム。技術試験艦ムスペルヘイム、だ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ムスペルヘイム……」 <_12S_Kane> 銃を分解し、手入れをしながら何の気なしに名前を呟いた。 <_12S_Kane> 少なくとも今は――その名前に、何の意味も見出せない。     ではパスとフレア調整をお願いします <_11C_Aruh> 【感情】マリア博士への反感 <_11C_Aruh> PC間因縁はどうなってますっけ PCが一人入れ替わってるから、それだけ新しくしてあとは使いまわしか任意でいいのでは <_12D_Toto> 【感情】ルフィアへの期待を取得 <_12S_Kane> さあ、俺に何か思いを抱きたまえw >_03H_Rufi< トトへの共感、かな w <_12S_Kane> 【感情】睡眠への恐怖としておこうか本心では <_12D_Toto> むしろ、俺にも何か思ってくれw>ケイン >_03H_Rufi< ケインにはまだ合ってさえ居ないしなぁw <_12D_Toto> 因縁は何がいい? <_12S_Kane> んー、ハンドアウト準拠だと態度悪いとか言われてるみたいだしなあw <_11C_Aruh> アルフが前に何を持ってたかしらないからフォローしてほしいのだが ああ、ホルバインさん準拠かなーとか思ったw <_11C_Aruh> 他の人のPC使うって結構大変よー。フォローは万全で願いたい <_12S_Kane> トトへは「興味」で 特に何か悪い印象を持っているわけじゃあないしなw ルフィアからの期待とかあります <_12D_Toto> 了解した、んじゃ、PC間パスはケインからの興味で。 <_11C_Aruh> ルフィアからの期待ですね、了解 うい ちなみに前回とったのは あとはルフィアへの好感、トトへの信頼など 好感はヘタレに変わったような気がw >_03H_Rufi< だったようなw <_11C_Aruh> 感情とかは今回また改めて印象でとるよw ういw >_03H_Rufi< そのままリカバリーされなかった覚えがw >好感はヘタレに変わった してないなあw <_11C_Aruh> ちなみに、やりたいシーンがあるのですが <_12S_Kane> あとアルフから何かくれい ああ、なんでも言ってください >_03H_Rufi< こちらはトトからの期待とトトへの共感・・・トトばっかだw <_11C_Aruh> えーと、悲しみで>ケイン <_12S_Kane> ういさ <_11C_Aruh> ルフィアに試験のやり方についての相談というか取り決めを。 <_11C_Aruh> 実戦には出さないっていう約束をしてもらって、最終的に破ってもらいたいのでw 了解です。んじゃあそれも入れましょう <_11C_Aruh> そしてルフィアを嫌悪するというロールプレイをw でも当初の予定だと三回戦闘がw <_11C_Aruh> ww<戦闘の予定 <_11C_Aruh> じゃあ、和解までいけるといいですw <二回演出ですがw <_11C_Aruh> 少なくとも、アルフの立場からしたら、実戦試験だけは避けたいので     【ミドル】 シーン4 シーンプレイヤー:ケイン 全員参加   艦橋の空気。 君には懐かしい。 とはいえ懐かしさを堪能している場合ではない。まずは着任のあいさつをせねば <_12S_Kane> 【ケイン】「…………それで。艦長は誰なんだ?」長銃、防弾マントを装備したままの格好で。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「あー、こちらの……」とルフィアを示す >_03H_Rufi< 【ルフィア】「そろそろパイロットがくる筈だけど・・・あら?」 基地の入り口でもを眺めようと艦橋に上がってくる >_03H_Rufi< 【ルフィア】「貴方が新任のパイロットさん?」 と後姿で顔が分からないケインに <_12S_Kane> 【ケイン】「…………」艦長が一番最後かと、小さく嘆息。ゆっくりと振り返る。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「よろしく、私がこの部隊の指揮を任されています、ルフィア=アンドリューズ大・・・・」 >_03H_Rufi< 握手しようと差し伸べた手が固まる <_12S_Kane> 【ケイン】「……ケイン・シュライネン伍長だ。機甲猟兵として配属になった」敬礼をする。 【操舵士】「……?」【通信士】「艦長何固まってるんだ?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・ケイン・・・なの?」 >_03H_Rufi< 呆然と、それだけ呟く <_12S_Kane> 【ケイン】「名前は、今名乗った通りだ。ルフィア」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……アンドリューズ大尉」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「あ・・・ゴメンなさい、ケイン・シュライネン大尉、貴方の着任を歓迎しま・・・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「伍長だ、艦長」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「え・・・伍長?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「お知り合いですか?」空気読まずに聞いてみる >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ええ、士官学校の同期なの。 でもどういう事? 貴方の階級は私と同じ・・・」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「いえ、卒業早々MT部隊を任された貴方は、私より早く佐官になったはずでしょ・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「同期ですか。それなら……」心の中で少し算段を整える <_12D_Toto> じゃあ、艦橋にあがってくるよー <_12S_Kane> 【ケイン】「……………。 艦長、少なくとも今、自分の階級について会話する必要は無い筈では?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ご、ゴメンなさい。 とにかく、新型機のテストパイロットとして、貴方を歓迎します」 <_12D_Toto> 【トト】「アルフレッド君、搬入物資にMTが含まれて居ないのだがどういう事かね?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「あの……それがですね」>ルフィア&トト <_12S_Kane> 【ケイン】「…………? 技術士官殿、どうやら連絡が行き届いていないのでは?」<テストパイロットだの、MTだの >_03H_Rufi< 【ルフィア】「は? でもケインはMTのパイロット・・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「貴方が着任してから説明する予定だったんですよ」>ケイン <_12S_Kane> 【ケイン】「成程。 ……では説明をお願い致します」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「今回の試験に、MTは含まれておりません」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「どういう事? MTでないなら飛行機か戦闘車両の・・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「結論から言わせて頂きますと、今回の試験は対MT機甲猟兵の新型装備試験です」 その内容は、既存の装備を用いた歩兵による新戦術の開発。 持ち込まれた機材は、豊富な各種の歩兵用火器。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「MT猟兵って・・・それは歩兵じゃないの!?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「はい。そのとおりです」 新型火器と言えば聞こえはいいが、その実態はネフィリム製のものを改良しただけである >_03H_Rufi< 【ルフィア】「どうして・・・それに今の時代に・・・MT相手に歩兵の役割なんて随伴兵くらいしか・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「ケイン伍長には、各種装備のMTに対する有効性、戦術運用面での問題点などを試験してもらいます」 >_03H_Rufi< 混乱して事態を全く把握出来ない >_03H_Rufi< 【ルフィア】「どういう事なの!? ケイン、貴方一体何を考えて・・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……対MTライフル「Hirudinea」 <_12S_Kane> 【ケイン】「17ミリの鉄鋼弾の有効性は、既に確証済みだ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「技術本部の推定では、ケイン伍長のような優秀な歩兵の力をもってすれば、少数でMT一個中隊を相手取ることも可能であると推定されています」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……何の問題も無い」 <_11C_Aruh> ただし、損耗率については度外視である……とはコノ場では言わない。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「対MTライフル? あの時代遅れの欠陥武器?」 【副長】「艦長。兵が動揺します。この場は…」 暗に落ち着けと言っている >_03H_Rufi< 【ルフィア】「一昔前の量産型MTすらまともに相手出来ないものをいまさら・・・」 >_03H_Rufi< と言い出して、ハッとして <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長。よろしいでしょうか」 <_11C_Aruh> 落ち着いたのを見計らって >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ご、ゴメンなさい。 あまりに予想外の状況だったから、つい・・・」 <_12D_Toto> 【トト】「なるほど、では何の問題もないな。ケイン伍長、ネフィリムより監査として派遣されてきたサルヴァトーレ・バレージ特務大尉だ。            ”トト”と呼んでくれたまえ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「了解した、トト特務大尉」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「紹介が後になりましたが、アルフレッド・ガバナー技術中尉です。よろしくお願いします」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「技術仕官、今回の任務、本当にそれで間違いないの?」 >アルフ <_11C_Aruh> 【アルフ】「……もう一度復唱致しましょうか」>ルフィア >_03H_Rufi< 【ルフィア】(・・・ふう、上層部に再度意図を確認する必要があるわね、とにかく・・・) >_03H_Rufi< 【ルフィア】「いえ。 ・・・・ケイン・シュライネン伍長、貴方の着任を歓迎します」 辛うじて表情を保ちながら <_11C_Aruh> 【感情】ルフィアへのダメだこいつ早く何とかしないと <_12S_Kane> ルフィアへの色々と複雑な感情 >_03H_Rufi< 駄目だなぁ、もう自分のエキストラからも見捨てられそうだよ、この子w どうすんだw >_03H_Rufi< ケインへの戸惑い、かなぁ? <_12D_Toto> ケインへの期待を取るよー <_12D_Toto> 買い物は可能?マスター いいですよ >_03H_Rufi< では今日も、射撃値UPの為に果実のケーキ購入 >_03H_Rufi< 2d6+5 購入判定 _03H_Rufi: 5(2D6: 2 3)+5 = 10  購入判定 >_03H_Rufi< げ、これでギリギリかよ。・・・ホントに部隊の指揮官か? お小遣いすら満足に出ないのか、この子はw <_12D_Toto> 2d6+13 では温泉買うー _12D_Toto: 6(2D6: 5 1)+13 = 19  では温泉買うー <_12D_Toto> 成功!ふう、予算獲得で戦いすぎてたんだよw     シーン5 シーンプレイヤー:アルフ 登場難易度:5 自動登場:ルフィア   艦の格納庫 以前は機材と機体で満載だったそこも、今は歩兵用火器のコンテナと補給物資がいくらかあるだけの寂しい空間だ <_11C_Aruh>   <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長。今回の試験について、少し相談したいことがあるのですが」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「だからどういう意図が合ってこのような試験を今更・・・」 上層部と確認中だったが >_03H_Rufi< 【ルフィア】「はい・・・はい・・・了解しました。 では技術仕官とも試験内容の確認後、再度ということで・・・」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ああ、ちょうど良かったわ、アルフレッド技術仕官」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「試験についてなのですが……上層部は実戦試験を兼ねるつもりでいます」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・そのようね。 今私も確認したけどそう告げられたわ」暗い顔で <_11C_Aruh> 【アルフ】「しかし、これはケイン伍長をみすみす死なせるだけです。だから、実験は後方の、戦場から離れた場所で行いたいのです」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「これは技術本部の意図ではなく、私の独断なのですが」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「私は・・・そもそも今回の実験事態、その意味に疑問に感じるけれど」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長。そういう発言は私以外の前ではしないでください」 <_11C_Aruh> つらいのは自分も同じだ、と一瞬吐露したくなるが抑える >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・ゴメンなさい、艦長としてあるまじき発言だったわ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「貴方の意見には賛成です。 それは貴方の独断ではなく、指揮官としての私からの指示として打診します」>後方で <_12S_Kane> 2d6+4 _12S_Kane: 9(2D6: 5 4)+4 = 13 <_11C_Aruh> 【アルフ】「上層部には、私から実戦投入した場合の試験失敗率について詳細なレポートを提出します。             これであとは艦長がテコ入れしてくれれば、ひとまず初期試験については安全に行えると思います」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・ありがとう、アルフレッド技術仕官」 その言葉にホッとして感謝する <_11C_Aruh> 【アルフ】「……いえ」 最終的には、実戦試験をしないわけにはいかないだろうが、とは思っている <_12S_Kane> 【ケイン】「…………………」 <_12S_Kane> 長銃、マントを纏った姿で、音も立てずに唐突に現れる。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長!? いつからそこに……」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「これ以上、無謀なテストで仲間を犠牲にはしたくないものね・・・ケイン!?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……。つまり二人とも、自分が死ぬから実験を停止する、と」 <_12S_Kane> 【ケイン】「そういう解釈で宜しいのですかな?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「停止するとは言っていません。ただ、装備の性能と運用を試験するのであれば、後方でも可能だということです」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長が一番わかっているはずでしょう。歩兵の損耗率については」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ええ、それに試験を終える前に兵が死んでは何もならないでしょう?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「みすみす初期試験のうちから伍長を失っては、技術試験そのものが危うい。             それどころか、この艦も大きな危険に晒されます。現在艦載機はないのです」 <_12S_Kane> 【ケイン】「わかっていないのは技術中尉、あなたの方だ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「なっ、それはどういうことです!」>ケイン <_12S_Kane> 【ケイン】「技術中尉、艦長……」 <_12S_Kane> 【ケイン】「後方でコソコソと試しただけの兵器を、頼りに思える兵士はいない」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・ケイン?」 何を言っているか理解出来ない <_12S_Kane> 【ケイン】「それに歩兵が死ぬのは、至極当然のことだ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……は?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「MT乗りは自分の機体を棺桶だと呼ぶし、艦長は船が墓標だというらしいが」 <_12S_Kane> 【ケイン】「歩兵に棺桶はない。 ただ、それだけの事だ」 <_11C_Aruh> ケインが何を言っているのかまったく理解できない。 <_12S_Kane> 【ケイン】「それを頼りないという、それだけの理由ならば――正直、不愉快だな」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「MTや艦は実戦を想定された兵器です! MT猟兵などという無謀なだけの兵科とは意味が違います!!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長……言っている意味がまったくわからないのだが」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………」溜息を一つ。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「まず、兵器を後方で初期試験を行うのは当然だ。いきなり実戦になんて運用はできない。今回の兵器はそういうものだ、伍長!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「ましてや……対MT猟兵なんていう兵科自体、既に遺物も同然じゃないか」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「資料にも目は通しましたが、どうみてもこれは現状で実戦に出せるものではありません!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「では聞くが、技術中尉、艦長」 <_12S_Kane> 【ケイン】「危険な任務だからと言って逃げ出すような奴と、同じ塹壕に入りたいと思うか?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「死にそうな任務だからと言って後方に戻るような奴と、並んで銃を撃ちたいのか?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ましてや、そんな奴が試した銃器で戦いたいと思うのかね?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「私は、技術試験が本分の人間ですから、そういったことについてはまったくわからないといわざるを得ません……」 <_12S_Kane> 【ケイン】「歩兵を歩兵たらしめるのは、全員が死ぬかもしれない状況でも、全員が戦うという、その信念だ」 <_11C_Aruh> ケインとの認識のズレがあることを理解し始める <_12S_Kane> 【ケイン】「………」落ち窪んだ瞳の奥から、幽鬼のような視線を二人に向ける。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「私は・・私には貴方の言葉が理解出来ない・・・」 と頭を振って苦悩する <_11C_Aruh> こちらもひとつため息をつき、ルフィアに視線を戻す <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長。とにかく、上層部には掛け合ってください」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ええ、もちろんそのつもりよ」 >アルフ <_12S_Kane> 【ケイン】「ただ……階級は二人の方が上だ。自分には、貴方方の指示に従うほかない」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……」 <_12S_Kane> 【ケイン】「一つだけ言っておきたいのは――……自分の戦友、ラスチャック愚連隊の面々は、今日も戦っているという事なのだ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「だというのに、自分だけが逃げるわけにはいかない」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「つまり、艦長として貴方に命令しろ、そう言いたいのね?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……………」無言で首肯する。 <_11C_Aruh> 同じ理屈で、上層部がこちらの提案にノーといったら、結局ケインの望みは叶うことになるのだろう、とアルフは思う。 <_11C_Aruh> そしてそれは、なんと狂った考えだろうかと思わざるを得なかった……。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ラスチャック愚連隊? それが貴方の原隊名?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ああ。良い隊だ。 ――本当に、良い部隊だ」頷く。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「では、自分はレポートの作成を行いますので……」 <_12D_Toto> 2d6+2 _12D_Toto: 7(2D6: 4 3)+2 = 9 <_12D_Toto> 【トト】(やれやれ、今度のテストはあらゆる意味で難物だな) <_12D_Toto> と、倉庫の影から見とくw <_12S_Kane> www >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・とにかく、上層部には私から試験について打診します。              シュライネン伍長、貴方にも意見が聞きたいわ、あとで艦長室に来てもいらえるかしら?」 <_11C_Aruh> ケインへの狂気を <_12S_Kane> そうだなあ……アルフへの諦観をとって、と >_03H_Rufi< ケインから何か頂戴?w >パス <_12S_Kane> ふむ、そうだな <_12S_Kane> ルフィアへは憧憬を 昔のままだなあ、と <_11C_Aruh> お互いに分かり合えないだろうね、これはw <_12D_Toto> アルフへの期待を取得するぜよ。 <_11C_Aruh> だめだ、やっぱりトトくらいしか便りにならない!w >_03H_Rufi< こっちはじゃあ、MT猟兵への忌避、で <_12D_Toto> むうw >_03H_Rufi< あんなモノは兵器じゃない、と思ってるw     シーン6 シーンプレイヤー:ケイン 登場難易度:8   数日後。 >_03H_Rufi< 2d6+3 登場判定 _03H_Rufi: 4(2D6: 2 2)+3 = 7  登場判定 ルフィア達の願いも虚しく、上層部より実戦場所・時間を指定した試験指示が届く。 それは実質的な実戦試験であった… >_03H_Rufi< フレア切って登場するw >_03H_Rufi< 【ルフィア】「結局・・・こうなってしまったのね」嘆息 <_12D_Toto> 2d6+2 _12D_Toto: 7(2D6: 5 2)+2 = 9 今回の試験は、対MT地雷の運用 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「護衛する為のMTの補充も却下されてしまったし・・・こんな無謀な作戦・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………………」塹壕の中に伏射姿勢でライフルを構え、照準調整を行っている。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】(ケイン・・・私には今の貴方は死に急いでいるようにしか見えない・・・・) 付近の都市に接近中のリオコルノ騎士級を含むMT部隊を迎撃せよ。との命令である 地形は比較的広範な渓谷。 <_12D_Toto> 【トト】「ふむ、艦長は無謀とみたのかね?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「当然です! 量産型にすら敵わないのに、しかも相手は騎士級。 歩兵の戦力ではどうしようも・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……対戦車地雷を改良した対MT地雷による攻撃で、MTの脚部を破壊」 <_12S_Kane> 【ケイン】「その上で対MTライフルによる狙撃を敢行。これを沈黙せしめるものである」音声記録中 艦はカモフラージュネットをかぶせた状態で、かなりの遠隔地に退避中 現地にいるのはケインただ一人だ 指揮官クラスには分かる。ここでの試験が命じられたのは、迎撃に裂ける戦力がないからだ、と >_03H_Rufi< 【ルフィア】(これは・・・ただの人材も消耗だわ・・・) ギュッと拳を握る >_03H_Rufi< 【ルフィア】「彼が突破された場合、この艦も敵機の標的になるわ。 各員監視を怠らないで!」 >_03H_Rufi< 最初から歩兵の武器が戦力になるとは考えていない 【レーダー監視員】「艦長そこ邪魔ですってば!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「!? ゴメンなさい、つい・・・」 ケインを見守る為前に出すぎていたのに気付き、慌てて艦長席に戻る <_12S_Kane> 【ケイン】「MTの歩幅は準騎士級を元に7,8m程と予想され、騎士級においてもこれは変わらないと思われる」 <_12S_Kane> 【ケイン】「よって地雷の設置間隔は7.5m」通信機からは淡々と報告が。 やがて哨戒網の自動センサーから入電 敵は近付いている。 <_12S_Kane> 【ケイン】「懸念される事態として、MT地雷が感圧式でなく電子着火型であることだが――」ふと言葉を止め、耳を地面に押し当てる。 <_12D_Toto> 【トト】「彼はやるだろう。一番最初にそう答えたのだ。上層部は無理を通そうとするが、不可能はいうまい、つまり可能性は零ではない」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「零ではないという事は・・・ほぼ失敗するのと同意味ですわ」 <_11C_Aruh> 2d6+3 _11C_Aruh: 12(2D6: 6 6)+3 = 15 <_11C_Aruh> クリだw <_12S_Kane> ――ドン……ドン………ドン………ドン <_11C_Aruh> では、演出的に《試験開始》を <_11C_Aruh> 【アルフ】「定刻です。試験を開始してください」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「了解、試験を開始します。 みんな、とにかく気を緩めないで。 最悪本艦の戦力だけで騎士級と戦うことになるわ」 >_03H_Rufi< 【砲撃士】「それこそ無茶苦茶ですよ、艦長。 この艦の装備で騎士級に対抗できる武装なんかどこにもないですよ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「準騎士級と思われる機体があります。データにはありません。気をつけてください」 <_12D_Toto> 【トト】「違うな、艦長。失敗するのではない、成功させるのだ。仮に失敗するとしても、実験が続けられれば失敗ではない。            その場合どうすれば彼を救えるのか、それを考えるんだ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「!? そうね・・・ありがとう査察官」 じりじりと流れゆく時間 <_12S_Kane> 【ケイン】「――大砲の発射音。 ムスペルヘイム、聞こえるか?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「聞こえている、伍長」 やがて、ケインの耳は歩行音を捉える。 <_12S_Kane> 【ケイン】「敵MTの接近を此方でも確認した。その数3から4と予想される」 <_12S_Kane> 【ケイン】「敵機が渓谷に入り次第、予定通り攻撃を開始する」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「こちらでも確認しました。グリア=ナプスが3です」 <_12S_Kane> 【ケイン】「グリア=ナプスに、準騎士級か。 ……了解した」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「データに無い機体? それって・・・」 <_12S_Kane> ゴーグルを引き降ろし、ライフルと接続。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「まちなさい、シュライネン伍長!? 想定した試験の内容と食い違います! 一度引いて・・・」 <_12S_Kane> 右脇に抱えるようにして銃を持ち、トリガーに指を乗せておく。左手には地雷の着火装置。 ケインとアルフには分かるが、MTは既存のものでも装備次第でデータが大きく食い違う <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長、もう撤退は無理です。やるしかありません」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】(そんな・・・グリア=ナプス3機でも無謀なのに、更にアンノウンまで・・・) やがて、陽炎の向こうから、4機のMTが現れた >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・主砲正射準備、試験対象が敵と接近しすぎた場合、こちらから援護して撤退の時間稼ぎを・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「技術中尉、貴族連中は趣味人が多い。 アンノウンが特殊な外装を施しているだけという可能性は?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「その可能性は、否定できません」>ケイン <_12S_Kane> 【ケイン】「…………目標を確認。まだ渓谷には突入していないが、このままならば予定通りだ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「CICは敵の分析を続けて・・・少しでも彼のサポートをお願い・・・」 MTは通常歩行している。アクティブなセンサーは一切使用していない。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「こちらでも分析します……解析データからすると、おそらくレーダードームです」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「レーダードーム・・・まさか強行偵察機!?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「レドームか。……これは此方の情報も収集されるな」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「そんな、ではあの装備では・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「技術中尉、少し予定を変更。 手榴弾も使用するぞ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「許可します」 そうこうしているうちに距離が詰まる >_03H_Rufi< 【ルフィア】「待って! そんなものでは時間稼ぎにすら・・・一度撤退してこちらに合流を・・・・」 500…400… >_03H_Rufi< 【通信士】「無理です、今からでは伍長を収容する時間は・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………………」ぐ、と着火装置を握り締める。 200…100… <_12D_Toto> 【トト】(カタログスペック上はMTを撃ち抜ける。 50…20… <_11C_Aruh> 【アルフ】「100……50……20……」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長、今です!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……………………」安全装置を兼ねる蓋を外し―― まさにその瞬間 <_12S_Kane> 【ケイン】「……起爆ッ!」MTの脚の動きに合わせ、スイッチを入れる! >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・」固唾を呑んで見守る 敵MTは地雷を踏み潰し――― その脚は地面へとめり込んだ 地雷ごと >_03H_Rufi< 【通信士】「やりました! タイミング、ドンピシャで・・・いえ、待ってください、これは・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「こ、これは……!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ダメかッ! 渓谷の地盤が軟らかい上に、敵機脚部の接地圧が高すぎる!」 <_12D_Toto> だが、それができるのかは腕次第。そして、あの伍長は出来ると言った……さぁ、見せてみろ、伍長!) <_12S_Kane> 【ケイン】「MTライフルによる直接射撃に切り替える!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「爆破しない? 待ちなさい、シュライネン伍長!? そんなライフルでは!?」思わず席から乗り出して通信機に叫ぶ 【騎士級】『!? 地雷だ、回避機動!』 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長、敵が分散した!」 <_12S_Kane> まずはその前に、柄付手榴弾を三本丸ごとピンを抜き、タイミングを若干ずらして投擲。 <_12S_Kane> ムスペルヘイムからの指示よりも早く、その頭部カメラめがけて狙撃を敢行! 騎士級はそのまま姿勢を低く保ち光速機動、グリア・ナプスは各方向へとロケットモーターを吹かせて跳躍。 <_12S_Kane> 【ケイン】「ムスペルヘイム! 敵機は騎士級、クソッタレ、高速機動だ! 繰り返す、敵機に騎士級を確認!」 <_12S_Kane> 叫びながらも次々に手榴弾を投げ込む。 <_12S_Kane> 狙いはただ一つ。なるべく此方の勢力を大きく見せること。 >_03H_Rufi< 【CIC】「敵機体確認・・・あの加速・・・騎士級です!!?」 そのまま、騎士級はあえて衝撃波を発生させる軌道をとる。 嵐もかくや、というその衝撃波は、あたり一帯の空気を攪拌し、 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………ッ!」塹壕程度では役に立たない。 半ば転がるようにして衝撃波の範囲から飛び出す。 ちっぽけな歩兵の投じた手榴弾を吹き飛ばす。 <_12D_Toto> 【トト】「艦長!あなたの仕事はそこで叫ぶことではない!浮上の準備を、場合によってはこの艦を囮にするんだ!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「!!? 緊急浮上! それに全砲門一斉射撃! 目標騎士級! 伍長の撤退の時間を稼いで!!」 >_03H_Rufi< 【操舵士】「やってます!? ですがこの艦の速度では振り切れません!?」 <浮上 <_11C_Aruh> 【アルフ】「敵がこちらに来ます!」 <_12D_Toto> 【トト】「振り切る必要はない!いずれにせよ振り切れんのだ!だが、艦があるのを見れば、引くもの居るはずだ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「さすがに騎士級は予想してなかったが――……まあ良い。構造自体は変わらん……ッ」 【騎士級】『戦艦!?』 >_03H_Rufi< 【砲撃士】「くそ、こいつ早い・・・・駄目だ、こっちの砲が旧式だって気づいてやがる!? 砲撃、牽制にすらなりません!!」 【騎士級】『・・・・・・はめられたか。引くぞ!!』 <_12S_Kane> 淡々と狙撃を用意。撃つ。撃つ。撃つ。 <_12S_Kane> 位置を変えながらの射撃。戦艦以外にも多数兵力がいるように。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「敵部隊、撤退していきます……」」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「敵は引いた・・・引いてくれた? ケイン、無事なのね・・・」と安堵して艦長席にもたれる <_12S_Kane> 【ケイン】「は、ァ……。 ムスペルヘイム、聞こえるか?」 >_03H_Rufi< 【通信士】「こちらムスペルヘイム! 伍長、無事ですか?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………対MT地雷は改良の余地あり」 <_12S_Kane> 【ケイン】「此方の損害は軽微。 ……騎士級MTの『迎撃』は成功だ」 <_12D_Toto> 【トト】「………ふぅ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「試験を終了します」 <_12S_Kane> 【ケイン】「回収を頼む」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ええ、試験終了。 敵の増援が来る可能性があるわ。 急いで伍長の回収を」 <_12S_Kane> 【ケイン】「次の攻撃が来る前に、此方も次の試験の――迎撃の準備を始めなければ」 <_12S_Kane> まったく動じていない、淡々とした声で。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「次って・・・貴方は・・・・」呆然と <_12D_Toto> 【トト】(あの装備で生き残った歓喜はなし、か。全く大したウォーモンガーだな) >_03H_Rufi< パス・・・生還への安堵、とかかなぁ?w <_12S_Kane> 騎士級への敵意 また戦いそうだ <_12D_Toto> 新兵科への落胆を期待へ変更   シーン7 シーンプレイヤー:ルフィア 自動登場:ケイン 登場難易度8   ルフィアは先ほどの戦闘の事後処理で艦内を回っていた。 損害はほとんどなかったとはいえ、戦闘に巻き込まれた以上確認は必須である。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「幸い人的被害は無かったけど・・・やっぱりこんな試験、無謀過ぎるわ・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……………」そんな中、無言で武器庫から出てくる。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ひとつ間違えば、この艦もケインもあのまま・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ルフィ……いや、艦長か」どこかボンヤリした眼。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイン? 貴方、大丈夫?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………? いや、負傷はしていないが――報告はしていなかったか?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「至近距離で騎士級の衝撃波に巻き込まれたって聞いたけど・・・」 と見回して、どこも怪我が無いことに胸を撫で下ろす <_12S_Kane> 【ケイン】「問題は無い。 ……あれくらいは、ラスチャック愚連隊にいた頃から、何度もあった」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ラスチャック愚連隊・・・そうだわ、貴方にそれを聞きたかったの」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……答えられることなら」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイン、貴方は有望なMTのパイロットとして将来を期待されていたのに・・・どうして猟兵になんて・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……」ちら、と周囲を見回して他のクルーがいない事を確認。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「おちこぼれの私と違って貴方にはMTへの適性もあった、今頃てっきり何処かの部隊の指揮官として前線で活躍しているものと・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ルフィア。 ――わかっているだろう、君には」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「え?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ロクに学校に通ったこともない猟師の息子に、適正があったとしてもMTは任せられない」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「銃でも撃っていろと、そういう事だ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・だけど! 今は一人でも優秀なパイロットが欲しい時代でしょ!? それをMT猟兵なんかで無駄に消耗させるなんて!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「俺より優秀な奴なら、五万といるんだ、ルフィア。 そして彼らが今、騎士級と戦えば――死んでしまうだろう」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「貴方・・・その為の捨石にでもなろうって言うの?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………君は、変わってないなぁ」酷く疲れた、それでも――ここに来て初めて見せる笑顔。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・貴方は変わったわ。 昔はあんな風な行動はしなかった・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……それに、君が言ったことだぞ、ルフィア」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「私、が?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「今、この戦艦に艦載機はおらず、実質的にムスペルヘイムの戦力は――俺一人だ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「それは・・・だからこそ試験の中止を要請しているんじゃない!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「試験を中止しても、遠からず先刻の騎士級部隊は来る」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「さっきの戦いで貴方も実感した筈よ? やはり歩兵の武装では騎士級には敵いっこないって!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……戦友を放り出して、俺だけが逃げるわけにはいかないんだ、ルフィア」 <_12S_Kane> 【ケイン】「そうだ。 俺だけが――……俺だけが戦わないで良い、なんて理由は、無い」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・だけどそれは、ただの犬死だわ。 勝ち目の無い戦いで無駄な消耗を出すなんて、指揮官として許可出来ない・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「犬死かどうかは、俺が決める」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……君が指揮官として俺のことを考えるなら、尚の事、部隊全体の事を考えてくれ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「考えるまでも無いでしょ!? それとも貴方、死んで悲運の英雄としてでも祭り上げられたいの?!!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………」はあ、と溜息を吐いて、頭を掻く。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・」 涙を浮かべた目で見つめ返す <_12S_Kane> 【ケイン】「…………」この顔は、酷く苦手だった。 どうしてやれば良いのか、幼い頃から全くわからない。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・この旧式の艦では騎士級相手では援護すら出来ない、私は目の前で貴方が死ぬのを見続けることしか出来ないのよ?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「どうして・・・どうしてそう死にたがるの? これ以上無謀な命令の為に目の前で仲間が死ぬのは嫌なのよ・・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………」躊躇するように宙に視線を彷徨わせ <_12S_Kane> 【ケイン】「なら、約束でもすれば、君は納得するか?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・約束?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「騎士級との戦いでは、死なない」 >_03H_Rufi< うわ、そういう事かよw >『騎士級との戦いでは』、死なない <_12S_Kane> 【ケイン】「これ以上の保障はしかねるぞ。 ……俺も、君も、軍人だろう?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・貴方、昔からどんな無茶をしても、私との約束だけは守ってくれたわね」 と士官学校時代を思い出して微笑む <_12S_Kane> 【ケイン】「……………………」はあ、と溜息をもう一度。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「分かったわ、貴方を信じる。 でも・・・当然勝算はあるのよね? ただの口約束だったら承知しないわよ?」 >_03H_Rufi< 出来れば行かせたくは無い、だがもう戦いは避けられない事は分かっている <_12S_Kane> 【ケイン】「無論だ。……最大限の努力はする」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「努力じゃ駄目、絶対よ? 騎士級との戦いで死なない、そう約束して!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……約束しよう」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・なら、私も貴方の任務を成功させる為に・・・少しでも立派な艦長になれるよう全力を尽くすと約束するわ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「貴方は騎士級は倒す。 この艦も沈めない、約束よ?」 <_12S_Kane> そうだなあ、パスは【ルフィアへの守護】に変更で確定 <_12S_Kane> がっちりと此方の意図は固まりました >_03H_Rufi< では、こちらも「ケインへの戸惑い」を「ケインへの約束」に変更でー <_12S_Kane> ほら好感度があがったw >_03H_Rufi< くそ、これで負けロール出来なくなったじゃないかw w <_12S_Kane>   <_12S_Kane> シーン8 <_12S_Kane> シーンプレイヤー:トト <_12S_Kane> アルフ自動登場 <_12S_Kane> 登場難易度:登場不可 <_12S_Kane>   <_12S_Kane>   <_12D_Toto> じゃあ、レポートをまとめているアルフの元を訪れる感じでよろしいじゃろか? <_11C_Aruh> うい。 <_12D_Toto> こんこんとノックして <_11C_Aruh> 【アルフ】「はい、どうぞ」 <_12D_Toto> 【トト】「失礼するよ、アルフレッド君。レポートはどうだね?」 <_12D_Toto> と、コーヒーを差し出しながら。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「順調ですよ。あ、ありがとうございます」 <_12D_Toto> 【トト】「さて、まずは君の技術士官としての意見を伺いたい」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「自分は……これをどう評価していいか、迷っています」 <_12D_Toto> 【トト】「ふむ……どの点で悩む?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長はよくやっているとは思います。ですが、私が評価すべきなのは兵器であり、伍長の装備です」 <_12D_Toto> 【トト】「ふむ……では、まずは装備について伺おう。テスト結果からの推論でいい、あの装備でMTと戦うことは可能かね?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……カタログスペック上、対MT地雷はグリア=ナプスの脚部を破損させるには十分な威力を持っています」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「ですが、湿地などにおける土壌の問題をクリアできていませんでした。あの装備は再検討ということになります」 <_12D_Toto> 【トト】「なるほど、テストした甲斐があったというものだな」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……この程度の試験内容であれば初期試験の段階で露呈する筈なのです!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「実戦でぶっつけ本番なんて無茶苦茶ですよ、本当に」 <_12D_Toto> 【トト】「アルフレッド君がそういうのなら、余程の無茶なのはよくわかった」 <_12D_Toto> 【トト】「現時点では使い様がない、そういう判断でいいのかね?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「現地改良は難しい。技術士官としては、そう判断せざるを得ません」 <_12D_Toto> 【トト】「なるほど……例えば、だ。ネフィリムでの古い古い戦争であった戦術なのだが」 <_12D_Toto> 【トト】「まぁ、当時はMTなどない、だから相手は戦車だったのだが……肉薄して地雷を仕掛けたという資料を読んだことがある」 <_12D_Toto> 【トト】「そういう使い方だったとしたらどうかね?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「吸着させるというのですか? それは……」できないとは言い切れない。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「しかし、戦車のようなキャラピラならともかく、MTは足ですよ! 踏み潰されてしまいます」 <_12D_Toto> 【トト】「しかし、技術的には可能なのだな?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……それなら、現地改良の余地はあると思います」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「まさか、やるのですか!」 <_12D_Toto> 【トト】「可能性があるのならばやるべきだ。ケイン伍長を犬死させる訳にはいかないだろう」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「しかし、危険過ぎます。賛成致しかねますが……」 <_12D_Toto> 【トト】「そうだな、だがベストを尽くそうではないか。それが、我々がケイン伍長にできることではないかね?            技術者として悔いを残すような事はするべきではないよ」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……わかりました」 <_11C_Aruh> 【感情】トトへの信頼 で <_12D_Toto> 新型地雷への期待を あ。じゃあ 数日後、本部から連絡が入る。次の作戦だ   ミドルフェイズ シーン9 出撃 シーンプレイヤー:ケイン 登場難易度:自由     次の出撃の、前夜 艦内は異様に静かだった <_12S_Kane> ――格納庫。 <_11C_Aruh> では、ケインをモニタで探しています <_12S_Kane> 本来ならば、MTや資材で埋まっている筈の片隅に、其れはあった。 <_11C_Aruh> 「……そこにいたのか、伍長」 <_12S_Kane> シートを広げ、その上にライフルを寝かせ、整備点検。 <_12S_Kane> 一心不乱に黙々と、眠ることすら忘れたように。 <_11C_Aruh> まるで伍長が今回の兵器なんじゃないか……、そんな錯覚を覚える。<格納庫のケイン <_12S_Kane> 【ケイン】「…………技術屋さんかい?」 <_11C_Aruh> 「(カルテを思い出して独り言)戦闘神経症、か――」 <_11C_Aruh> 「ああ、キミにも一応言っておこうと思ってね」 <_12S_Kane> 【ケイン】「………」続きを促す。 <_11C_Aruh> 「トトとも話したんだが、キミの出撃は次で最後にしようと思う」 <_12S_Kane> 【ケイン】「………技術屋さん」 <_12S_Kane> 【ケイン】「危険だから。死にそうだから。死ぬかもしれないから」 <_12S_Kane> 【ケイン】「そう言った理由で、だというんなら。 勘弁願いたいですな」 <_11C_Aruh> 「ひとつだけ言っておくよ」 <_11C_Aruh> 「本当は僕は、上層部にこの試験の中止を具申するつもりだったんだ」 <_11C_Aruh> 「これは既に譲歩の結果だよ。覆りはしない」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……成程」クッと口の端に笑みを浮かべて。 <_12S_Kane> 【ケイン】「だけどな、技術屋さん。――別に俺だけじゃあないんだよ」 <_11C_Aruh> 「な、なんだい」むっとして <_12S_Kane> 【ケイン】「今も戦場じゃ、雑多な小火器でMTと戦ってる奴らが五万といるんだ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……いや、この対MTライフル『Hirudinea』」 <_12S_Kane> 【ケイン】「こいつは、良い銃だ。 騎士級の装甲だって貫ける」 <_11C_Aruh> 「僕らは本来、後方での試験運用を考案する部隊だ……」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「それが前線にかりだされるというなら……僕は」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……わかってるさ。 悪いな」 <_12S_Kane> 【ケイン】「――――」 <_12S_Kane> 【ケイン】「――技術屋さんは、鉄のドラムを聞いたことはあるかい?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「いや……」 <_12S_Kane> 【ケイン】「タタタタターンッ! ドカーンッ!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「リオコルノの連中は勤勉でね。……一晩中、砲撃が続くんだ」 <_11C_Aruh> 「……うわっ!」びっくりした <_12S_Kane> 【ケイン】「それを煩いと思えるならマシさ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……俺みたいに、それを聞かないと眠れなくなると、もうダメだ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「なあ、技術屋さん。 アンタは……いや。 アンタ達には、そうならないで欲しいな」 <_12S_Kane> 自嘲気味に笑って、カチャリ、カチャリ、と銃を組み立てていく。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……次の出撃。悔いのないようにしよう」 <_11C_Aruh> 笑って <_12S_Kane> 【ケイン】「…………」頷いて。 <_12S_Kane> 【ケイン】「……――明日は雨、か」ちらりと外を見て、呟いた。   <_11C_Aruh> 【感情】ケインへの親近感     クライマックス シーン10 シーンプレイヤー:ケイン 登場難易度:自動登場   ―――雨 それは静かなるざわめきに支配された灰色の世界 熱を奪い、視界を奪い、耳を奪い、 <_12S_Kane> 【ケイン】「……………………」時期に赤く染まる。 姿を、奪い取る 戦場の王者たるMT <_12S_Kane> 近隣の土地が柔らかいのは確認済み。 彼らにも、弱点は、ある <_12S_Kane> 更にすぐに敵が襲撃してくるのは予想され―― <_12S_Kane> ――無論彼らもそれは予想しているだろうが―― <_12S_Kane> 十分に、準備を整えて迎撃することができる。 <_12S_Kane> 渓谷の上。 <_12S_Kane> 半ば泥に埋まるようにして、伏射姿勢をとり、待機。 <_12S_Kane> 雨に打たれた身体は熱を奪われ、冷え切っていくが――それこそ望む状態だ。 そうして待って、どれだけの時が過ぎただろうか いや、実際はまったく時間など経っていないのかもしれない しかし、そのどちらであろうとも厳然たる事実が一つ 彼らは、来た <_12S_Kane> 【ケイン】「……此方シュライネン。 ――お出ましだ」 この雨の中を 足を、目を、耳を、槍を その全てをことごとく奪う天敵たる、雨の中を まるで恐れるものなどないかのように傲岸不遜に歩み続ける。 数は3 <_12D_Toto> 【トト】「伍長、キミは着任当時、歩兵の誇りについて述べたな?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「了解した。記録を開始する」 仮に光学ステルスがあったとしても、この雨の中では使用不能だ <_12S_Kane> 【ケイン】「編成は前回と変わらん――か。 どうも奴ら、勝った気でいるらしい」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「やはり来たわね。 数も情報どうり・・・」 いや――― 数は等しい されど、違いが一つ。 騎士級一つ……これは変わらない されど、そのあとに続くのは準騎士級――― >_03H_Rufi< 【CIC】「いえ、艦長待ってください、この反応・・・・まさか」 <_12D_Toto> 【トト】「優秀な歩兵とは必ず生きて還る歩兵だ。そして私はキミが優秀な歩兵であると信じている。必ず帰還したまえ」 >_03H_Rufi< 【CIC】「一体目は前回と同じ・・ですが残る2体は準騎士級です!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……了解」 前回に比較し、明らかに強化された編成 彼らは進む <_12S_Kane> 【ケイン】「何にせよ――たった3機だ。 気に入らん。 実に気に入らん」知らず、唇の端が釣りあがる。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「向こうも馬鹿ではない、警戒を強めたというわけね・・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長、気をつけてくれ。前回以上の装備だ」 <_12S_Kane> 【ケイン】「問題は無い。――教育してやろう」 >_03H_Rufi< 【砲撃士】「艦長、危険です! 騎士級や準騎士級相手では本艦の武装は歯が立ちません・・・作戦の中止を!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「いえ・・・それでも彼ならきっとやってくれる・・・そうよね、ケイン?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「距離内に入ったら、そちらの思うタイミングで仕掛けてくれ!」>伍長 <_12D_Toto> 【トト】「艦長、キミの緊張はいかばかりかはわかりかねる。まぁ、気が高ぶったらこれでものみたまえ」つ【漢方薬】 <_11C_Aruh> さらに、「昨日のシーンを回想する」相当のみんなで撮った写真を使用。 うい >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・どうも」苦笑しつつ薬を受け取る <_11C_Aruh> 23:24 <_12S_Kane> 【ケイン】「なあ、技術屋さん。 アンタは……いや。 アンタ達には、そうならないで欲しいな」 <_11C_Aruh> 23:25 <_12S_Kane> 自嘲気味に笑って、カチャリ、カチャリ、と銃を組み立てていく。 <_11C_Aruh> 23:26 >_11C_Aruh< 【アルフ】「……次の出撃。悔いのないようにしよう」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……そうだな、伍長」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「我が艦は予定どうりこのまま後方で待機、彼のサポートを最優先に動きます。くれぐれも迂闊な発砲等は控えるように」 【準騎士】『……隊長。ここは一気に抜けた方が良いのでは?」 【騎士】『いや。こう視界が悪くては無理はできん。予定には無理に間に合わす必要はない』 【騎士】『……それに先日のこともある。警戒を怠るな』 >_03H_Rufi< 【CIC】「敵の動き、慎重ですね。 どいつも突っ込んでこない・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……さあ来い、モンキー野郎ども! 人間一度は死ぬもんだ……ッ!!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「前回の戦闘での事を警戒しているようね。 でも・・・その事もこちらの予想どおりよ、大丈夫・・・」 <_12S_Kane> セットアップで《ダイナミックエントリー》を宣言 このターン中は、ケインのみ奇襲が成立します。 <_12D_Toto> 投資は回数が限られているので見送っとこう 騎士は全員【束縛】です <_12S_Kane> ってことはノーリアクション? ですよ <_11C_Aruh> では、一応《女神の祝福》かな。《チームコンボ》は記録始めてないと使えない……んだよね おっと、状況からして記録開始してるな <_11C_Aruh> OK? じゃあ、《記録開始》+《チームワークコンボ》 セットアップや戦闘開始は今使ってください 他の方もー <_11C_Aruh> こっちは伍長の後方通信支援もろもろという演出で <_12D_Toto> お、そうかね。ではセットアップでオフェンスフォーメーション。攻撃に+3しておくれやす >_03H_Rufi< えっとセットアップ・・・・・・・無いな、何もw おいw光翼w >_03H_Rufi< じゃあ、光翼の盾、3枚でー <_12S_Kane> マイナーで《マルチワーク》 <_12S_Kane> 《カバーポジション》から《ロックオン》へ <_12S_Kane> そしてメジャーで《コンバットシューティング》 <_12S_Kane> 対象は準騎士A <_12S_Kane> 2d6+11+11 _12S_Kane: 5(2D6: 4 1)+11+11 = 27 <_12S_Kane> フレア投入SJ 37点 <_11C_Aruh> 支援は不要? <_12S_Kane> 差分は入るから任せる <_12S_Kane> おk、40点 <_11C_Aruh> 代償のフレア3枚、うち祝福にはCQを使用、達成値+10 <_12S_Kane> 50点 <_11C_Aruh> さらに、《チームワークコンボ》でダメージを+12します。 <_12S_Kane> ういうい <_12D_Toto> ダメージには火砲支援するよー <_12S_Kane> ではダメージを振ろう さあこい <_12S_Kane> 22+1d6+50 _12S_Kane: 22+5(1D6: 5)+50 = 77 <_12S_Kane> 89点 属性は? <_12S_Kane> 技術 んじゃあ素通りです <_12S_Kane> ――――――着弾。 <_12S_Kane> ――間 <_12S_Kane> ―――轟音 【準騎士A】『――ぬお!?』 【騎士】『どうした?』 【準騎士A】『――攻撃を受けました、重火器のようです、ショックで左腕がいかれただけです、注意を!』 <_12S_Kane> 【ケイン】「初弾命中、撃沈ならず。 が、装甲貫徹力は確かだ」 *** New topic on #MTイグルー by hir: (騎士、AB)(ケイン)(他PC) <_12S_Kane> あ、ごめん、火砲支援で112点だ おっと、惜しいw <_12S_Kane> ん、沈まない? <_12D_Toto> 破滅の光もくれてやるぜ? <_11C_Aruh> 【アルフ】「今のデータは、必ず後世に役立つ!」……この歩兵戦術が確立されればの話ではあるが <_12S_Kane> よし、くれーw <_12D_Toto> 景気よくDK,DQ,D3,D6,とつかって29追加してくれるわ <_12S_Kane> 141点だー <_12D_Toto> 【トト】「いいや、やれるはずだとも、伍長……!」 【準騎士A】『……うわ!出力が逆流して……た、助け…』 【準騎士A】『……ザザザ……』 エンジンが暴走したのだろう。 <_12S_Kane> 【ケイン】「……タイムラグか。 エネルギー伝達チューブの破壊に成功。沈黙を確認」 <_12S_Kane> 淡々と薬莢を廃棄し、次弾を装填。 準騎士級は、全身亀裂から雷光を走らせ、沈む <_11C_Aruh> 【アルフ】「準騎士の撃墜を確認!」 *** New topic on #MTイグルー by hir: (騎士20 B15)(ケイン)(他PC) <_12D_Toto> 【トト】「よし……!」 <_11C_Aruh> ここから戦闘開始かな です <_12S_Kane> 【ケイン】「……さすがに雨の中、光速移動はできまい」 <_11C_Aruh> セットアップは宣言したので >_03H_Rufi< 【ルフィア】「やった、見事なアシストよ!」 >トト <_11C_Aruh> イニシアチブプロセスに《完全燃焼》 全員フレアを1枚ひくんだ <_11C_Aruh> 【アルフ】「敵が対応する前に移動を!」 >_03H_Rufi< おお おおー <_12D_Toto> ありがたや! <_11C_Aruh> HP5消費でする 了解 【騎士】『…… <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長、トト。こうなったら、騎士級を倒して上層部の期待に応えて見せてやりましょう」 <_12S_Kane> さて、此方は行動終了。そっちの攻撃だが……。 【騎士】『……遮蔽を取れ!』 <_12S_Kane> 【準騎士】『無理です! ここは渓谷で、こっちはMTですよ?! 盾にできるようなものなんて、あるわけが!』 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ええ、そのつもりよ。 敵が動くわ、遅れないで!」 っつーわけで騎士級は部下へそう叫ぶとそちらへ向かいます <_12D_Toto> 【トト】「当然だ、私は最初からそのつもりだよ、アルフレッド君!」 船を目指して移動する途中、行きがけの駄賃とばかりにケインへ攻撃 >_03H_Rufi< 【CIC】「騎士級、こちらへ進路をとりました!」 マイナーで《マルチワーク》、束縛を解除してから移動してケインにエンゲージ <_12S_Kane> 【ケイン】「来たか……」 <_12S_Kane> 遮蔽状態はエンゲージには無力だからなあw >_03H_Rufi< 【ルフィア】「大丈夫、この地形と天候では光速機動は出来ない・・・ケイン、作戦通りね」 そのまま剣で《エクストリームアタック》! <_12S_Kane> ……では《※魔弾の射手》と言ってやろう 14+6d6 hir: 14+22(6D6: 2 4 6 2 2 6) = 36 <_12S_Kane> 更に《アーマーパージ》! <_12D_Toto> おーけー、大いなるするよー これに《禁断の法則》で+20 <_12D_Toto> ケチるいわれもない、DAを投入。 <_12D_Toto> なので、36のままで。 <_11C_Aruh> 《女神の祝福》は……いらないかな? <_12S_Kane> 2d6+11+4 _12S_Kane: 3(2D6: 2 1)+11+4 = 18 <_12S_Kane> 出目が悪いか <_11C_Aruh> 振りなおすかい? <_12S_Kane> いや、何とかなる <_11C_Aruh> 【    /自/オ/2H】ピンチの一瞬 <_11C_Aruh>  [T1]同意した対象の判定を振りなおす <_12S_Kane> エースを切って達成値38 <_12S_Kane> ん、ああ、でも、そうか <_11C_Aruh> 後方指揮車もある。 <_12S_Kane> まあ、でも、演出では利用させてもらうよw <_12S_Kane> 差分は入らないしね <_12S_Kane> ―――――騎士の剣が渓谷を砕く。 <_12S_Kane> 風に吹き飛ばされて飛んでいく、ケインの防弾マント。 <_12S_Kane> だが―― <_12S_Kane> 【ケイン】「……言っただろう。 教育してやる、と」 <_12S_Kane> 次の瞬間、防弾マントでカモフラージュしていた『吸着地雷』が騎士級の剣に絡みつき、 <_12S_Kane> そしてその信管を、対MTライフルが打ち抜いた。 【騎士】『ぬおぉぉぉおっ!?』 <_12S_Kane> ここで対MTライフル=アーマライトカスタムの特殊能力をしよう <_12S_Kane> 使用 <_12S_Kane> ダメージを+技術×5だ <_12D_Toto> おっと、火砲支援を宣言 <_12S_Kane> 22+1d6+55 _12S_Kane: 22+4(1D6: 4)+55 = 81 ぐはっ!? <_12D_Toto> +13してくれー <_12S_Kane> ん、火砲で13で、94点か <_12D_Toto> 破滅の光でS6,D7,H9,D6,を投入 属性は? <_12D_Toto> 合計28だな。 <_12S_Kane> 技術だよ <_12S_Kane> 122点 んでは素通りですw 【騎士】『くっ……歩兵と思い油断したか……!?』 【騎士】『モーガン! おぬしは艦を!』 <_12S_Kane> 【ケイン】「……行けると思うか?」 <_11C_Aruh> 《チームワークコンボ》は乗せられる? のりますよ <_11C_Aruh> では、さらに+12 <_12S_Kane> 134点 もらいます ではBの行動 ……なんだが、マイナーアクションで【束縛】解除 メジャーアクションで《ミサイル》! ルフィを攻撃!! *** New topic on #MTイグルー by _03H_Rufi: (B15)(騎士20、ケイン)(他PC) >_03H_Rufi< げ、こっち来たw <_12S_Kane> 悪い、歩兵にカバーリングはできないw >_03H_Rufi< では、《アウトレンジ砲撃》で別エンゲージの射撃攻撃に突き返し、代償5HP そらそっちの方が目立つw >_03H_Rufi< 【操舵士】「艦長、こちらに来ます!」 6d6+33 hir: 26(6D6: 5 6 6 3 4 2)+33 = 59 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「大丈夫、この視界の悪さならいくら準騎士級でも・・・」 <_12D_Toto> 大いなるは絵札でいけるよね? >_03H_Rufi< といいつつ、大いなる欲しいw >_03H_Rufi< お願いします <_12D_Toto> では絵札で-10 >_03H_Rufi< 2d6+23+1 突き返し _03H_Rufi: 7(2D6: 3 4)+23+1 = 31  突き返し >_03H_Rufi< ぎ、ギリギリかw >_03H_Rufi< フレア絵札使用 <_12D_Toto> あぶなw >_03H_Rufi< 女神8以上お願いします <_11C_Aruh> おk <_11C_Aruh> ちょうど+8 <_11C_Aruh> >ルフィ >_03H_Rufi< どうも、では >_03H_Rufi< 3d6+22 【技術】ダメージ _03H_Rufi: 9(3D6: 1 2 6)+22 = 31 【技術】ダメージ では、準騎士級がミサイルを放つ刹那、応射が届く。 >_03H_Rufi< 【砲撃士】「敵ミサイル迎撃成功! ついでにお返しだ!」 【準騎士B】『ぐあっ!?』 放たれたミサイルの大半はあらぬ方角へと飛び、残ったものも次々と落とされていく 流石に生きてはいるw >_03H_Rufi< 【CIC】「着弾確認、ですが大したダメージには・・・」 こちらの行動は以上です <_12S_Kane> ういうい <_12D_Toto> 【トト】「問題ない、続けたまえ」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「問題ないわ。 我々はあくまで支援役。 奴らを倒すのはケインよ」 <_12D_Toto> 【トト】「さぁ、舞台は整った、あとは伍長、キミがやるのみだ!」 <_12D_Toto> 再行動をくらえー <_11C_Aruh> 【アルフ】「反撃のチャンスです!」 <_12S_Kane> わあいw <_12S_Kane> 【ケイン】「……了解だ」 <_12S_Kane> ガシャリと廃莢。次弾装填。 <_12S_Kane> ――勿論狙いは、射撃直後で硬直している準騎士級だ。 <_12S_Kane> マイナーでロックオン、メジャーでコンバットシューティング <_12S_Kane> そして《墓穴》 <_12S_Kane> 2d6+11+11+20 _12S_Kane: 3(2D6: 1 2)+11+11+20 = 45 <_12S_Kane> 振りなおし下さいw <_12S_Kane> 2d6+11+11+20 _12S_Kane: 7(2D6: 4 3)+11+11+20 = 49 <_12S_Kane> よしよし、期待値 <_12S_Kane> エース切って69点 <_11C_Aruh> 《女神の祝福》CA <_11C_Aruh> +20で うい 準騎士Bですな? >_03H_Rufi< ですね 33+6d6 回避 hir: 33+20(6D6: 2 5 2 5 5 1) = 53 回避 <_12S_Kane> うむ <_12D_Toto> 大いなる絵札〜 <_12S_Kane> 89点で、43だから 差分46で命中 <_12S_Kane> だね <_12S_Kane> 22+1d6+46 _12S_Kane: 22+4(1D6: 4)+46 = 72 さあこいw <_12D_Toto> 【トト】「いまだ、釘付けにするんだ!」 <_12S_Kane> 72点でメインカメラを吹き飛ばす。 <_12D_Toto> ついでに火砲支援……間に合わなかったw w <_12S_Kane> ああ、くれいw 貰おうw <_12D_Toto> ダメージロール前なのだ、あれw <_12S_Kane> 85点だな どっちにせよ生きてるからw <_12D_Toto> ちっw <_12S_Kane> まあ、次のターンだな <_11C_Aruh> 《チームワークコンボ》っていう <_12S_Kane> おおう <_11C_Aruh> 暇くらいくれw>DENさん <_12S_Kane> +12点かw 残念!w <_11C_Aruh> 支援させない気かキミは!w <_12S_Kane> いやいやw それでも立ってるw <_12S_Kane> そっちの支援タイミングを把握してないんだよw <_12D_Toto> なら破滅の光で絵札もプレゼントして3桁にのせておこうw <_12S_Kane> 107点か それはさすがに沈むw <_12S_Kane> よっしw <_12D_Toto> 好ッ! <_11C_Aruh> じゃあ、ダメージロール前はインターバルw>ケイン 【準騎士】『たっ…たいちょ…』 <_12D_Toto> うむ、火砲支援もいえるからなw 彼は言葉を終えることができなかった >_03H_Rufi< 【ルフィア】「二機目・・・やったの?」 メインカメラを吹き飛ばされた機体は、艦砲射撃を避けることができなかったのだ >_03H_Rufi< 【CIC】「敵MT沈黙、動きません・・・」 頭と足を失い、動きを止めるMT >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイン、あと一機よ!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……あと、一機!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「残るは騎士級です!」 <_12D_Toto> 【トト】「無論いけるな?伍長!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「問題ない」 【騎士】『くそっ!貴様、貴様ーー!!よくもわしの部下を!!』 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………部下を、か」 <_12S_Kane> 皮肉げに口元をゆがめた。 <_12S_Kane> さあ、次ターンかな ではセットアップ >_03H_Rufi< なしー <_12S_Kane> 《※ウォーハウンド》 《那由他の一瞬》 <_12D_Toto> 《オフェンスフォーメーション》で攻撃に+3するぜよ <_11C_Aruh> 《夜明けの星》はいらない、かな? <_12S_Kane> 任せるよw <_11C_Aruh> じゃあ、念のため入れましょう <_12D_Toto> うむ <_11C_Aruh> 属性を根源化。 もちろんケインね 他になければ行動しますよー <_12S_Kane> どうぞー <_12S_Kane> かもん 《マルチワーク》《忍法・七変化》《秘剣・一の太刀》 >_03H_Rufi< 忍者かよ、騎士の癖にw <_12S_Kane> リオコルノのくせに富嶽剣術使うんじゃねえよw ミリティアは富嶽だw <_12D_Toto> 非難轟々だなw <_12S_Kane> リオコルノは反富嶽勢力だろうがw こいつは隠密部隊出身なのだw <_11C_Aruh> 騎士にあらずw <_11C_Aruh> きたねぇ〜w ほら、ラルゴ・ケンタウリみたいなもんw で、《星を落とすもの》《エクストリームアタック》 <_12S_Kane> シーン攻撃かw >_03H_Rufi< げ、星を落とすかw 落ちる <_11C_Aruh> シーン防御か! >_03H_Rufi< ああ、でもむしろちょうどいいか。 では・・・ 15+56+6d6+50 突き返し不可 hir: 15+56+22(6D6: 1 4 4 4 3 6)+50 = 143 突き返し不可 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「不味い・・・機関最大、本艦を敵の盾とします!!」 ちなみにアルフは避けられるw 一応回避してくれーw >_03H_Rufi< きらめきの壁+内なる無限の世界、皇帝ー <_12D_Toto> 大いなるAを切るよ >_03H_Rufi< って、突き返し不可か・・・・・・・ <_12D_Toto> 少しでもダメージを減らさんとな。 <_11C_Aruh> 無理でしょう >_03H_Rufi< いや、絵札でいいのでw <_12S_Kane> どっかーんとくれw >_03H_Rufi< >大いなる <_12D_Toto> おーけー。 <_12D_Toto> じゃあ、絵札。 <_11C_Aruh> 回避は無理でしょう >_03H_Rufi< 実は・・・ >_03H_Rufi< 2d6+4 避け _03H_Rufi: 6(2D6: 4 2)+4 = 10  避け >_03H_Rufi< 避けだと、こうなるw <_11C_Aruh> ダメージもらって《希望の光》がよさげ。 <_12D_Toto> なら、大いなるそのものがいらないかw >_03H_Rufi< いや、差分を減らす為にもw <_12D_Toto> じゃあ、絵札でw <_11C_Aruh> 内なる無限の世界:皇帝って1回だけシーンを《きらめきの壁》で防げるんだっけ >_03H_Rufi< です <_11C_Aruh> じゃあ、こっちも絵札を切ろう <_11C_Aruh> HPいくつくらい?>ルフィ >_03H_Rufi< こちらもフレア絵札で >_03H_Rufi< 残り104 >HP <_11C_Aruh> それは多分無理だなぁ <_11C_Aruh> 軽減にかけよう >_03H_Rufi< 必死に限界まで上げた艦長のHPをディスったなw w <_11C_Aruh> すまんw <_11C_Aruh> 差分はいくつになったかな <_11C_Aruh> 差分103 >_03H_Rufi< はい、ダメージどうぞ <_12S_Kane> 覚醒ー♪ >_03H_Rufi< あ、駄目かもしれないw >差分がHP分 103+84+2d6 hir: 103+84+6(2D6: 4 2) = 193 【邪炎】ですがw >_03H_Rufi< あー <_12D_Toto> 防ぎきれない? >_03H_Rufi< ゴメン、差分とかそういう次元じゃなかった <_11C_Aruh> [戦闘不能]になって。 《希望の光》でHP1で復活させる。 >_03H_Rufi< うん、軽減の限界も遥かに超えて、戦闘不能だw <_12D_Toto> まて、戦闘不能の前に <_11C_Aruh> 《※カマエル》かしら?w >_03H_Rufi< あー、そうだね さっきの絵札差し替えてもいいですよ?w こっちの達成値を増やしてもw >_03H_Rufi< では、アルフ、演出よろしくW >カマエル <_12D_Toto> お、じゃあ、アルフに任せるかw <_11C_Aruh> 演出ってw >_03H_Rufi< 【操舵士】「駄目です、迎撃間に合いません・・・直撃します!?」 騎士級の振るう剣が、暴風を巻き起こす ―――光速剣が振るわれることによるソニックブームだ <_11C_Aruh> 【アルフ】「うわああああぁぁぁぁぁっ!!」 >_03H_Rufi< 【副長】「第一、第二・・・第三装甲板大破・・・不味い、艦中枢にもダメージが!?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「くっ……艦は大破しても……記録は続ける!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長、なんとかもたせてください」 しかし、雨の中でそれを振るうには無理が多すぎる <_11C_Aruh> そう言いながらも、既に額を切っているアルフはどくどくと血が <_11C_Aruh> コンソールを血で染めながらも、決死の記録を継続。《希望の光》 <_11C_Aruh> 彼の記録が感動を呼び、絶望を打ち払う風となる……らしい<リオフレード魔法学院によると >_03H_Rufi< 【ルフィア】「艦の姿勢制御に集中、隔壁閉鎖・・・損傷部位からの避難急がせて!」 <_12S_Kane> カマエルってくれw <_12D_Toto> 【トト】「いいぞ、零距離だ、ありったけ砲撃を叩き込んでやれ!大丈夫、この船は思っているよりは丈夫だ!」 <_12D_Toto> カマエル演出w >_03H_Rufi< はい、では《※カマエル》使用 無理な体勢の騎士級にはそれを避けられるはずもなく >_03H_Rufi< こちらは「戦闘不能」に >_03H_Rufi< 【副長】「艦長、機関部の出力低下が止まりません・・・高度維持出来ません!」 【騎士】『この勝負、わしの勝ちだ!』 <_12S_Kane> 【ケイン】「…………ッ、ぐ……ぅ……ッ」 <_12S_Kane> 至近距離で衝撃波を受けて、それでもヨロヨロと立ち上がる。 <_12S_Kane> 裂けた額から垂れてくる血を、掌で押さえ―― <_12S_Kane> ――そのまま、横に滑らせ、フェイスペイント。 【騎士】『っち…楯をやられたか……』 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「いざとなれば不時着しても構わない、今はやれる事を全力でやるだけよ! ケインへの情報支援と艦のダメージコントロール集中しなさい!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……確か、あの時もアンタは――そういう台詞を吐いたんだったな」 よろよろと立ち上がりながら、呟いた。 【騎士】『む……?』訝しげに <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦は飛ばなくても構いません! 記録だけは続けさせてください!!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長と約束したんです。これで最後だと!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ターエファイトで……相手取った歩兵部隊の事なんざ、一々覚えちゃいないんだろうが」 【騎士】『お主、どこかで……』 <_12S_Kane> 【ケイン】「だが、まだ――お前が勝ったわけじゃあ、ない」 >_03H_Rufi< よし、では《※サバオート》! 演出はみんなに任せるよw <_12S_Kane> 【ケイン】「技術屋さん、続行するぞ!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「ああ、やっているよ!」 <_12D_Toto> 【トト】「ああ、そうだ、これは勝ち戦なのだ、やめる必要など、ない!」 <_11C_Aruh> コンソールを叩いて、騎士級の弱点を探そう 必死に回避機動をとろうとする騎士級 しかし、足がめり込む <_11C_Aruh> 【アルフ】「この装備、確か……」 >_03H_Rufi< 【CIC】「あれは・・・艦長!」 【騎士】『足が…抜けん!』 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「チャンスだわ。 今よ、ケイン!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長、聞いてくれ! その騎士級の装備は重装だ! 沼地に誘い込めば……っ……」モニターを見て <_11C_Aruh> 【アルフ】「いや、伍長はあそこに誘い込んだんだ!」 <_11C_Aruh> と、PC1を持ち上げつつ、サバオート演出 <_12S_Kane> 【ケイン】「……そう。 だから――今、この時、この瞬間、この場所を、待っていた!」 <_12S_Kane> と言うわけで、喰らえ対MTライフル! >_03H_Rufi< 【ルフィア】「あの高速戦の中で敵の位置を? ・・・これがケインの戦い・・・」 <_12S_Kane> マイナーでロックオン、メジャーでコンバットシューティング <_12D_Toto> よし、投資するよ! <_12S_Kane> サイコロ振るよー <_12D_Toto> +13じゃよ <_12S_Kane> 2d6+11+11+4+13 _12S_Kane: 4(2D6: 1 3)+11+11+4+13 = 43 <_11C_Aruh> 《女神の祝福》を! CA <_11C_Aruh> +20して <_12D_Toto> 【トト】「さぁ食らわせてやれ、伍長!」 さて、どんだけ来るかなー?w <_12S_Kane> ジョーかを投下 <_11C_Aruh> ひとまず、HPは吹っ飛ばそう! <_12S_Kane> とりあえず、勇気ある誓いは使おう あれは回数制限ないよな? ない フレアの枚数だけですな <問題は <_12D_Toto> うむ、大いなると破滅の光も準備だ >_03H_Rufi< あったら困るよw >勇気ある誓い 確かにw <_12S_Kane> さらに+74 <_11C_Aruh> 差分2倍はないのかな ってーかクライマックスでそれだけを頼りに活躍するのにw <_12S_Kane> あれは反動がつくので、LP飛ばし用 <_11C_Aruh> ケインはまだ[覚醒]してないっけ <_12S_Kane> 覚醒したよ <_11C_Aruh> そっか <_12S_Kane> 43+20+94だな HP飛ばすのに使うのを進めておくが おっと <_12S_Kane> いや、ぶっちゃけパイルバンカーは装備してないからまだ使えないんだw w んでは《ストライクバック》! <_12S_Kane> 差分二倍は白兵しか撃てないので <_12S_Kane> 157点だな 17+6d6 近接防御機関砲で hir: 17+25(6D6: 5 6 5 1 6 2) = 42 近接防御機関砲で 差分115ですな <_12D_Toto> ええと、大いなる-20 <_12S_Kane> 135と <_12S_Kane> 1d6+22+50+22+135 <_12D_Toto> 火砲支援 _12S_Kane: 2(1D6: 2)+22+50+22+135 = 231 <_11C_Aruh> チームワークコンボ+12 <_12S_Kane> 256点 <_12D_Toto> さらに破滅の光をH4,S7,S6,S4,H3,H7,D0で41点くらわす まだ立ってます <_12D_Toto> がんばったんだがなぁw <_12S_Kane> 297点 <_11C_Aruh> 差分2倍じゃなきゃあ、こんなもんでっしょう <_12S_Kane> えーと 騎士級の各部が吹き飛ぶ <_12S_Kane> 265点と297点で、562点か、合計 <_12S_Kane> あとどれくらいかな 沼地において、身動きできぬままに、体を撃ち抜かれていく <_11C_Aruh> まあ、100点くらいかな あれ。累積644のはず <_11C_Aruh> できるだけ叩き込んだほうがいいのは間違いない。できれば2倍とかで まあ過半は軽く超えたが <_12S_Kane> あれ、じゃあどっか見落としてるか まあ644かー <_12S_Kane> HP1000点超えだったら泣くぞw <_11C_Aruh> それはないだろw 泣けw >_03H_Rufi< では現在HP1、突き返し使用不可だけど何とか頑張るw えーと、ケイン、もう覚醒してたんだっけ? <_11C_Aruh> 本当はできないけど、していたことになった <_12S_Kane> うむ <_11C_Aruh> 巻き戻せないから では騎士級の攻撃 《マルチワーク》《月の剣舞》《秘術・一の太刀》 ケインに《エクストリームアタック》 <_12S_Kane> ういうい 16+6d6+84 hir: 16+17(6D6: 5 2 3 3 3 1)+84 = 117 <_12S_Kane> 《魔弾の射手》と言っておこう <_12S_Kane> 2d6+11+4 _12S_Kane: 6(2D6: 2 4)+11+4 = 21 84+2d6+96 hir: 84+7(2D6: 6 1)+96 = 187 えーと 吹っ飛びましたね?w >_03H_Rufi< 千羽鶴あるけど、LPじゃなぁw <_12S_Kane> うむ <_12S_Kane> 【ケイン】「……ッ、う……!」 <_12S_Kane> さらに立ち上がる。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長が!」 <_12D_Toto> 【トト】「………いや、まだだ!」 <_12S_Kane> では、転がって回避しながら、再装填。 <_12S_Kane> ロックオン→コンバットシューティング <_12S_Kane> 2d6+11+11+4+50 _12S_Kane: 4(2D6: 1 3)+11+11+4+50 = 80 援護は? <_12D_Toto> 投資は今回は無しで <_12D_Toto> 女神はあるかしらん? 先行入力、《ストライクバック》 <_11C_Aruh> +10で <_12D_Toto> フレアはある? <_12S_Kane> ん、虹色分だな ちょっとまって確認する >_03H_Rufi< え? ここで虹色使う? <_11C_Aruh> 虹色はまだ使わないで。 おいおい <_12D_Toto> いやいや、虹色じゃなくて、普通にフレアはある?ってきいたの <_12S_Kane> ああいや、虹色分以外で、って意味 <_11C_Aruh> 早めにもう釘刺す。 <_12D_Toto> おこk <_12D_Toto> おけーおけー <_11C_Aruh> 使うかもしれないってだけで、もう注意させてもらうw <_12S_Kane> うわあいw <_12D_Toto> 早いなw <_12S_Kane> ジョーカーだけだな <_11C_Aruh> 放っておくと、何するかわからんw <_12S_Kane> 宣言してから止めてくれ、せめてw うーむw そろそろ振っていいですかな?w <_11C_Aruh> それだともう手遅れだったろうが!w <_12D_Toto> SAとS0を送ったので、それを使うんだ! <_12S_Kane> えーと、合計で50だな こんどこそふるぞー 16+6d6 <_12S_Kane> ちょっと待って hir: 16+23(6D6: 2 1 5 4 6 5) = 39 おっと 今のなしにしときましょう <_12S_Kane> ああもう まあ、いいや、全投下して130 <_12S_Kane> 差分91で <_12D_Toto> では火砲支援だ <_11C_Aruh> 待て。全投下ってなにを? <_12D_Toto> +13しておくれ <_12D_Toto> スペードフレアじゃないかしら? <_11C_Aruh> ああ、おけ <_12S_Kane> JK,SA,S0ね <_12S_Kane> 虹色使うとは言ってないからw <_12S_Kane> ええと。104点か <_12S_Kane> 22+1d6+104+50 _12S_Kane: 22+6(1D6: 6)+104+50 = 182 <_12D_Toto> チームワークコンボは? <_11C_Aruh> のせる。 <_12S_Kane> っと、それも乗るなら、194点かな <_12D_Toto> それに破滅の光で27を追加してくれ <_12S_Kane> 221点 ……まだ立ってる 流石にあとひと押しだが <_11C_Aruh> これは流石にHPが多すぎるな >_03H_Rufi< 差分値2倍無いとキツイかやはり <_12D_Toto> 【トト】「さすが騎士級、なんという堅牢さだ……だが、こちらが負けているわけでは断じてない!」 <_11C_Aruh> わかった。トト待機、こっちが動く <_12D_Toto> トト待機。 二倍突っ込まれるという前提で組んでるので <_11C_Aruh> まあ、当然だな <_12S_Kane> データは一応公開しとるのだけどなあ <_11C_Aruh> 2倍2回は耐えられるように作るだろう。さてマイナーで 最初に持つかなと思ってた>パイルバンカー <_12S_Kane> トドメだよ、あれはw <_11C_Aruh> そこも擦り合わせなかったのが、キミたちの失敗だw >_03H_Rufi< 僕もまさか聖戦士でVIPERが射撃差分値2倍無いとは予想外だったw >_03H_Rufi< まあ、では次はトトかな? <_11C_Aruh> マイナー《駆け抜ける風》 メジャー《絶望を払う風》 <_11C_Aruh> トトは待機、さきにこちらが動く <_12D_Toto> ちゃんと待機って発言したぞよー うい <_11C_Aruh> 2d6+9+12 _11C_Aruh: 7(2D6: 5 2)+9+12 = 28 <_11C_Aruh> さらにフレアを <_11C_Aruh> +10で38 心魂で対抗、まあMT相手だから同じだが ふむー 意味はあるw一応w 15+6d6 hir: 15+20(6D6: 1 1 6 2 5 5) = 35 <_12D_Toto> お、大いなる無しで当たった! <_11C_Aruh> おお、勝ったか。ちなみに差分はない 知ってるw <_11C_Aruh> ダメージには《チームワークコンボ》 <_12D_Toto> では火砲支援だ! <_11C_Aruh> いくつだっけ?<支援 <_12D_Toto> +13じゃよ 気合い入れたら死ぬとだけ言っておこう <_11C_Aruh> 36+12+13+2d6 _11C_Aruh: 36+12+13+5(2D6: 1 4) = 66 <_11C_Aruh> 66点技術。これで足りなきゃしょうがない。 【騎士】『馬鹿な、たかが歩兵に・・・・ぎゃあ!』 <_12D_Toto> うーん、ここは使いどころだろう <_12D_Toto> おっとw 彼の敗因は、一人の人間を狙いすぎたことだった 力無く倒れ、そして・・・ 【騎士】『ま・・・まだだ…死ぬわけにはいかぬ…』 HP0、《輝く闇》 <_11C_Aruh> リオフレード読みながらコンボの演出を考えたんだが 【騎士】『補助回路始動、持て、持ってくれ…』 <_11C_Aruh> 【アルフ】「あの機体には弱点がある! うおおおお!」超高速タイピング <_11C_Aruh> 【アルフ】「このデータのとおりに射撃を!」 <_11C_Aruh> というアドバイスのもと、ムスペルヘイムが負けムードを払拭して波動砲を発射w <_11C_Aruh> 騎士級は吹っ飛んだw <_11C_Aruh> フレーバーテキストを組み合わせると、こんな感じになるw >_03H_Rufi< えー、波導砲使えない設定なのにーw まあいいかw <_11C_Aruh> ああ、コントロールキーを解除しましたw >_03H_Rufi< 人の艦を勝手にw <_12D_Toto> すばらしいw <_11C_Aruh> 艦のコンプにハックしたんですよ!w えーw <_12D_Toto> 【トト】「素晴らしいなアルフレッド君、その調子で伍長を支援するんだ!」 <_12D_Toto> じゃあ、ルフィアかな >_03H_Rufi< では、マイナーで移動。 ケイン達にエンゲージ メジャーは放棄で >_03H_Rufi< 【ルフィア】「艦の制御、急いで! 今のこの艦でも壁くらいには成れるわ!」 <_12D_Toto> 【トト】「さぁ、相手はもうグロッキーだ、ここで必殺のブロウを叩き込む、そうだろう?伍長」 <_12D_Toto> という事で再行動 <_11C_Aruh> 【アルフ】「大丈夫、今、艦のコントロールは僕の手中にあります!」 こいw <_11C_Aruh> 【アルフ】「いざとなれば、艦をぶつけますよ!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……ッ! あ、……あ、ァ……ッ!」 <_12S_Kane> ぐ、と銃を支えに立ち上がる。 <_11C_Aruh> 自分の仕事は記録だったような気がしつつも、高速タイピング <_12S_Kane> 《マルチワーク》 <_12S_Kane> 《ドレスチェンジ》 <_12S_Kane> その他のスロットからターゲットゴーグルを外し、パイルバンカーを装着! <_12S_Kane> 見た目の演出的にも同様! <_12S_Kane> そして残ったマイナーでエンゲージ……する必要は無いのか >_03H_Rufi< 【ルフィア】「分かってるわ! 総員覚悟を決めなさい!」 >艦をぶつける <_12S_Kane> じゃあ、そのまま《捨て身の覚悟》 こい! <_12S_Kane> 【ケイン】「ウ、おぉおぉおぉおぉおぉおぉぉぉっ!!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイン? あの銃で突っ込むというの!?」 <_12S_Kane> 奔る。奔る。奔る。奔るッ! <_12S_Kane> ボルトをコッキングし、装填。 もはや騎士級の目には、一人の兵士のことしか見えてはいない <_12S_Kane> 渓谷の上から、飛び上がる。 彼はそちらに手を伸ばし――― <_12S_Kane> ――ライフルを逆手に構え……相手のコクピット目掛けて―― <_12S_Kane> 2d6+6+50 _12S_Kane: 10(2D6: 6 4)+6+50 = 66 <_12S_Kane> 虹色の希望で <_12D_Toto> ええい、ここで倒さねば勝利はない、財産を全つっこみで+7してくれ >_03H_Rufi< おお、使うか、なら <_12S_Kane> +254 <_11C_Aruh> フレアはすべて託した <_12D_Toto> 投資ね。 >_03H_Rufi< こちらも今全部渡したよ >フレア <_12S_Kane> ええと、これで119だから <_12S_Kane> +254+119で、えーと <_12S_Kane> 373か <_12S_Kane> で、66して <_12S_Kane> 439だな <_12D_Toto> 投資の+7もよろしくー( ´ρ`)ノ <_12S_Kane> 446だ それでは無駄な抵抗を一つ 16+6d6 hir: 16+13(6D6: 2 2 4 2 2 1) = 29 <_12D_Toto> わはは、大いなる力JKを食らえw おおw期待値を大きく下回るw もらったーw 差分437かw <_12D_Toto> 【トト】「これで、ダウンだ!!!」 <_11C_Aruh> 女神する分も渡し済みw w >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ここで決めて、ケイン!!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「思いしれえぇえぇえぇぇぇえぇぇぇっ!!」 <_12S_Kane> 8+4d6+50+437 _12S_Kane: 8+9(4D6: 2 2 4 1)+50+437 = 504 <_12S_Kane> バスゥンッ!と音を立てて、コクピットに杭が打ち込まれた。 【騎士級】力無く、うなだれる 【騎士級】『――――ザ――――』 機体はまだ生きている。生きてはいるが――― その鋼鉄の体を動かすべき騎士は死んだ <_12S_Kane> 【ケイン】「はァ……はあ……は、ァ……」 <_12S_Kane> 中からあふれ出てくる血に濡れながら、嗤う。 <_11C_Aruh> 【アルフ】「……やった?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「騎士級一機、準騎士級二機、沈黙を――確認」 LP0 完全なる勝利 <_12S_Kane> 【ケイン】「戦闘終了。 ――状況完了だ」 <_12S_Kane> 血に汚れ、泥に塗れ、それを雨が洗い流し――地面に溜まるころには、赤く染まっていた。 <_12D_Toto> 【トト】「当然だろう……彼は、最高の歩兵だぞ?」そう言いながらもいつの間にか握り締めていた拳をゆっくりとほどいていく。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイン・・・約束・・・ちゃんと守ってくれたね・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……ケイン・シュライネン伍長、これより帰還する」雨の中、地面に降り立ち――騎士達に背を向けて、歩き出す。 ぱーーーん! 轟き渡る銃声 <_12S_Kane> ――不運だったのは、彼が防弾マントを戦闘中に放棄していたことだった。 <_12S_Kane> 或いは機体の沈黙を確認しても、パイロットの生死を確かめていなかったことかもしれない。 【準騎士】「……ぜい、ぜい……残念だったなあ……ぜい、ぜい」 <_12S_Kane> 生存していた準騎士級の搭乗者がコクピットから這い出し、引金を引いた際、 <_12S_Kane> その弾丸を防ぐ術は、彼には残されていなかったのだから。 <_12S_Kane> ――バシャリ、と泥水の中、呆気なく前のめりに、倒れる。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・・・・え?」 >_03H_Rufi< その光景を呆然と眺める 【準騎士】「は、ははは、ははははは!」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・ケ・・・・イ・・・ン?」 【準騎士】「死んだ、死んだ……し…ん…」 そして彼もまた、力無く倒れる <_12S_Kane> 【ケイン】「……ッ、あ……ぐ、ゥ……」 残った力を使って、ごろり、と仰向けに転がる。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・・・・・いやぁぁぁぁ!!!? ケイン、ケイン!!」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「伍長! 伍長!!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「……は、ァ――…………技術屋さん――聞こえるかい……?」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「ああ、記録は続けているぞ!」 >_03H_Rufi< 【副長】「か、艦長、落ち着いてください! 誰か、伍長の救助を、急げ!!」 <_12S_Kane> 【ケイン】「雨、ってのは――思ったより……良い、音だな」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイン、ケイン! そんな・・・こんな事・・・・」 <_12D_Toto> 【トト】「………ッ…艦長、聞くんだ、キミにはその義務がある」 <_12S_Kane> 【ケイン】「こりゃあ、良い……子守唄、みたいだ……」 <_12S_Kane> しばしの沈黙。 <_12S_Kane> ザー、ザー、という雨だれの音が続き―― <_12S_Kane> 【ケイン】「――――と、こしえ……に栄光――みつる、歩兵よ……」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「馬鹿な事言ってないで・・・・私あなたにまだ言わなきゃならない事が・・・・」 <_12S_Kane> 【ケイン】「―その名を……か、がやか、しめ……よ……」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ケイ・・・・・・・ン?」 <_12S_Kane> 【ケイン】「ロジャー……ヤン、……………………」 <_12S_Kane> 完全な沈黙。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・・・ケイィィィン!!!!!」 ガンと通信機を叩く <_11C_Aruh> 【アルフ】「……伍長の心音、停止しました――」 <_12S_Kane> *《捨て身の覚悟》の反動、および《アーマーパージ》《墓穴》の代償によりLP0。 <_11C_Aruh> 死亡確認。 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「う・・・ぅ・・・こんなの・・・・約束・・・・守ってくれても・・・・全然嬉しくないわよ・・・・・馬鹿・・・・」       エンディングフェイズ 失われしもの シーンプレイヤー:ルフィア 自動登場:トト アルフ   ムスペルヘイムの艦橋 一つの戦いは終わった >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・・・・・」呆然と焦点が定まらない瞳で、今回の報告を聴いている <_11C_Aruh> 【アルフ】「……結局、彼は最後まで希望していた原隊には、帰れませんでしたね……」 >_03H_Rufi< 【副長】「艦長、艦長? 報告は以上ですが?」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・・・・え? ええ・・・・・」 <_12D_Toto> 【トト】「いいや、まだ続きがある」 <_12D_Toto> 【トト】「彼の原隊ロジャーヤング所属ラスチャック愚連隊の件だが」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・それ、彼の・・・・ケインが言ってた?」 とその言葉にようやく反応し <_12D_Toto> 【トト】「ターフェアイトの治安維持に出向した際、騎士級MTの攻撃を受け全滅している」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「!!!?」 ガタンと艦長席から乗り出し >_03H_Rufi< 【ルフィア】「そんな・・・それじゃケインは・・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「…………」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「…………じゃあ、彼は」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「――原隊復帰、果たしたんですね……」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「その事・・・・彼は知って?」 <_12D_Toto> 【トト】「真実はもうわからない……が、アルフレッド君の言うとおり、原隊復帰を果たした、それでいいじゃないか」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「・・・・・」 <_11C_Aruh> 【アルフ】「艦長」 >_03H_Rufi< 【ルフィア】「ゴメンなさい、少し気持ちの整理をつけたいの・・・・」 >_03H_Rufi< と、一人部屋を出て行く <_11C_Aruh> 【アルフ】「ええ、しばらくは休んでください」 <_11C_Aruh> では、艦長を見送ってからトトに <_11C_Aruh> 【アルフ】「もう彼は、戦場の砲撃音を子守唄にしなくても、眠れますよね」 <_12D_Toto> 【トト】「そうだな、今は原隊の仲間と一杯やっているに違いないさ。仲間と騒いで酔いつぶれて眠るのも、悪くないだろう」 <_11C_Aruh> その言葉に頷いて、伍長の眠る方向へ敬礼します     夢轍 シーンプレイヤー:アルフ <_11C_Aruh>   <_11C_Aruh> 技術試験報告書 <_11C_Aruh> 今回の試験運用において、対MT機甲猟兵として対MT携行重火器を装備するケイン・シュライネン伍長は、騎士級MTに対し二度の攻撃を実施せり。 <_11C_Aruh> しかれども、転用ないし急造火器なるがため我が試験小隊は多くの戦術的および技術的課題を露呈せり。 <_11C_Aruh> それらはひとえに高度な戦闘技術を要求される機甲猟兵の奮闘に一任されたり。 <_11C_Aruh> その点においてシュライネン伍長は特異な才能を発揮、よく任務をまっとうせり。 <_11C_Aruh> 惜しむらくは戦闘がMTを前提とした機動作戦へと方針が確定しつつある今、そもそも今回の評価試験の是非について御再考を切望する。       もはや還らぬシュライネン伍長のために。 <_11C_Aruh>   <_11C_Aruh> 追記 <_11C_Aruh> シュライネン伍長を二階特進とともに、ロジャーヤング所属ラスチャック愚連隊へ原隊復帰扱いとせんことを希望す。 <_11C_Aruh>     <_12S_Kane> ■歴史的補稿■ <_12S_Kane> ヤング、ロジャー・W <_12S_Kane> アメリカ陸軍第三十七歩兵師団、百四十八歩兵大隊所属、一等兵。 <_12S_Kane> 一九一八年四月二八日、オハイオ州ティファン生まれ。 <_12S_Kane> 一九四三年七月三一日、南太平洋ソロモン群島のニュージョージア島にて日本軍の機関銃陣地を単身攻撃爆破し、戦死。 <_12S_Kane> かれの小隊は、その陣地からの熾烈な銃火に釘付けにされており、ヤング一等兵は最初の斉射で負傷。 <_12S_Kane> 機関銃陣地に匍匐前進中に二度目の負傷をしたが、小銃を撃ち続けながら果敢にも前進を続けた。 <_12S_Kane> かれは、その機関銃陣地に肉迫し、手榴弾をもって攻撃、破壊した。だが、そのため三度目の負傷をし、戦死。 <_12S_Kane> 不可能にも思える状況下での大胆にして勇敢な行動により、かれの戦友たちは損害を受けることなく脱出できたという。 <_12S_Kane> 死後、名誉勲章を授与。 <_12S_Kane>       エンド